H&K_SL6とは? わかりやすく解説

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H&K SL6

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/09/20 09:33 UTC 版)

Heckler & Koch SL6

種類 民生用半自動小銃
原開発国  ドイツ
開発史
製造業者 ヘッケラー&コッホ(H&K)
製造期間 1980年代 - 1991年
派生型 SL6A2, SL7
諸元
重量 7.92ポンド (3.6 kg) 銃のみ
全長 39.76インチ (1010mm)
銃身 17.71インチ (450mm)

弾丸 .223レミントン弾英語版, 5.56x45mm NATO弾
作動方式 ローラー遅延式ブローバック
発射速度 セミオート
装填方式 3発、4発、10発内蔵式弾倉

H&L SL6は、ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発した民生用自動小銃である。5.56x45mm NATO弾を使用する。同社製品のH&K 630スポーツライフルの派生型の1つであり、SL6はおおむね短銃身化された630ライフルと見なされている。狩猟およびスポーツ等に利用する民生用小銃として世界中に輸出販売された[1]

設計

SL6はG3突撃銃のものに類似したローラー遅延式ブローバック構造を備えており、これはG36突撃銃以前に設計された多くのH&K製小火器の特徴でもある。銃身は4条1/10.6のポリゴナルライフリングを備える。薬室には排莢をスムーズに行わせる為に12本のガス抜き溝が刻まれている。標準装備の照準器であるディオプター・サイトの他にH&K独自のHK05スコープマウントを取り付ける切り込みが設けられている。

更新

後継製品であるH&K SLB 2000の製造が始まるとSL6の製造は中止された。SL6の派生型としてSL7英語版があり、これは7.62x51mm NATO弾を使用する[2]。SL6A2は消炎器が取り付けられ、2点バースト射撃機能が追加されていた。

脚注

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