FluenteGateとは? わかりやすく解説

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FluenteGate

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/09/08 12:34 UTC 版)

FluenteGate
開発元 日立システムアンドサービス日立ソリューションズ
種別 NACCS対応ゲートウェイサーバーソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.hitachi-solutions.co.jp/fluentegate/
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FluenteGate(フレンテゲート)は、日立ソリューションズが提供する、NACCSとのデータ交換を行うためのゲートウェイサーバーソフトウェアである[1][2]。旧・日立システムアンドサービス(日立システム)が2009年時点で「更改Sea-NACCS対応ゲートウェイサーバ FluenteGate」の名称で提供し、2010年10月に日立システムアンドサービスの合併により日立ソリューションズが発足した後は、同社の製品として提供されている[1][3][4][5]。2017年以降、同社の製品ページでは「NACCS対応ゲートウェイサーバー」の名称で掲載されている[6][7]

概要

FluenteGateは、利用者の業務システムとNACCSセンターとの間に置くゲートウェイサーバー用のソフトウェアであり、NACCSのメール処理方式(SMTPPOP3)に対応して、電文の集配信処理、電文管理、履歴・ログ管理などの機能を提供する[1][6]。業務コード、利用者コード、ファイル拡張子などの振分ルールや正規表現に基づいて電文の振分処理を行い、NACCSを介さない取引先とのインターネットEDIにも対応する[1][2]。価格は2009年時点で基本機能が税込2,625,000円、電文の形式を変換するトランスレート機能(オプション)が525,000円とされ、2014年3月更新の製品ページ以降は税抜表記で基本機能2,500,000円、トランスレート機能500,000円とされている[1][8][6]

NACCSは、輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社(NACCSセンター)が運営し、入出港する船舶・航空機および輸出入される貨物について、税関その他の関係行政機関に対する手続と関連する民間業務をオンラインで処理するシステムである[9]。2008年10月のSea-NACCSの更改と2010年2月のAir-NACCSの更改を機に両システムが統合され、統合版NACCSとして稼働した[9][10]。NACCSのデータ送受信処理方式のうちメール処理方式は、利用者側のゲートウェイコンピュータとNACCSセンターサーバーをSMTP/POP3で接続するもので、複数件の処理をまとめて送信し、処理結果は一定時間後に一括して受信する方式であり、ゲートウェイコンピュータを使用する接続形態でのみ利用できる[11][12]。2017年10月には第6次NACCSが稼働を開始した[9]

日立ソリューションズは製品ページで、業務システムからNACCSセンターへ電文を自動で送受信することによる入力ミスや作業工数の低減、NACCSセンターとの接続部分をゲートウェイサーバーへ集約することによる専用回線やメールボックスの集約を、本製品の利点として挙げている[6][2]

歴史

日立システムアンドサービスの製品ページ(最終更新日2009年5月8日)には、FluenteGateが更改Sea-NACCS(2008年10月稼働)のNACCSメール処理方式(SMTP/POP3)に対応すると記載されている[1]。2010年7月時点の同社の商品一覧では、業種向けの「流通業」の区分に「更改Sea-NACCS対応ゲートウェイサーバ FluenteGate」として掲載されていた[13]

2010年10月、日立システムアンドサービスの合併により日立ソリューションズが発足し、以後FluenteGateは同社の製品として提供されている[3][4]。2012年時点では、日立ソリューションズのウェブサイトに2009年5月8日更新のまま同じ名称・内容で掲載されていた[5]。2014年3月24日更新の製品ページでは、価格の表記が税込から税抜に変わった[8]

2016年7月21日更新の製品ページでは、名称が「NACCS対応ゲートウェイサーバー FluenteGate」となり、「更改Sea-NACCS」の語に代えてNACCSの名称と正式英名(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)が用いられるとともに、第6次NACCS(2017年10月稼働)に対応予定であることが記載された[2]。2017年7月31日更新以降の製品ページでは「NACCS対応ゲートウェイサーバー」の名称で掲載されており(ページのURLは変更されていない)、netNACCSやWebNACCSを用いた入力業務への言及と、国際的なEDI標準フォーマットであるUN/EDIFACTに対応するとの記載がある[6]。2026年9月時点でも、日立ソリューションズのラインアップに「NACCS対応ゲートウェイサーバー」として掲載されている[7]

機能

製品ページに掲載されている主な機能は以下のとおりである。

電文集配信
NACCSメール処理方式(SMTP/POP3)による電文の送受信を自動化し、送信済み電文の手動での再送に対応する。メールボックスや送受信用フォルダーをグループ化し、集配信のタイミングを指定するコマンドを備える[1][6]
電文振分
業務コード、利用者コード、ファイル拡張子などの項目と正規表現を組み合わせた振分ルールを設定でき、複数の宛先への振分にも対応する。多数件処理電文、継続電文、分割電文の振分も行う[1][2]
履歴・ログ管理
NACCSセンターが規定する要求電文送信履歴を取得して指定期間保管し、電文の配信状況をログとして出力する。ゲートウェイサーバー内で生じた処理エラーの通知も行う[1][6]
業務アプリケーションとの連携
利用者の業務アプリケーションと連携するための環境を提供する[1][6]
NACCSを介さないEDI
SMTP/POP3に準じたインターネットEDIに対応し、NACCS以外のEDI業務と併せて送受信電文を一元的に管理できる[1][2]
トランスレート機能
オプションとして提供され、業務独自の形式やEDIFACT電文の変換を行う。2017年7月31日更新以降の製品ページでは、UN/EDIFACTに対応するとされている[1][6]

関連項目

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 更改Sea-NACCS対応ゲートウェイサーバ FluenteGate”. 日立システムアンドサービス (2009年5月8日). 2010年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月8日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 NACCS対応ゲートウェイサーバー FluenteGate (フレンテゲート)”. 日立ソリューションズ (2016年7月21日). 2017年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月8日閲覧。
  3. 1 2 株式会社日立ソリューションズの発足について”. 日立ソリューションズ (2010年10月1日). 2026年9月8日閲覧。
  4. 1 2 沿革”. 日立ソリューションズ. 2026年9月8日閲覧。
  5. 1 2 更改Sea-NACCS対応ゲートウェイサーバ FluenteGate (フレンテゲート)”. 日立ソリューションズ (2009年5月8日). 2012年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月8日閲覧。
  6. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 NACCS対応ゲートウェイサーバー”. 日立ソリューションズ (2017年7月31日). 2026年9月8日閲覧。
  7. 1 2 ラインアップ”. 日立ソリューションズ. 2026年9月8日閲覧。
  8. 1 2 更改Sea-NACCS対応ゲートウェイサーバ FluenteGate (フレンテゲート)”. 日立ソリューションズ (2014年3月24日). 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月8日閲覧。
  9. 1 2 3 事業概要”. 輸出入・港湾関連情報処理センター. 2026年9月8日閲覧。
  10. 会社沿革”. 輸出入・港湾関連情報処理センター. 2026年9月8日閲覧。
  11. 1.1 データ送受信処理方式 (PDF). NACCS EDI仕様書(第7次NACCS). 輸出入・港湾関連情報処理センター. 2026年9月8日閲覧。
  12. 1.2 利用者との接続形態 (PDF). NACCS EDI仕様書(第7次NACCS). 輸出入・港湾関連情報処理センター. 2026年9月8日閲覧。
  13. ソリューション・商品一覧”. 日立システムアンドサービス. 2010年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年9月8日閲覧。

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