セトメトン
(FR8 から転送)
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セトメトン(スペイン語: CETMETÓN)は、1950年代にスペインで開発されたボルトアクション式小銃。FR7及びFR8の二種類が開発された。セトメトンとは、セトメ(CETME)と騎銃兵(mosquetón)の合成語であり、FRはスペイン語で「改造型小銃」を意味するFusil Reformadoの略[3]。FR7はスペイン式M93モーゼルボルトシステムを有し、またFR8はモーゼルM98ボルトシステムを有する。短銃身を備える軽量な小銃だが、強力な7.62x51mm NATO弾を使用する為に発砲時の反動と発砲炎は大きい。1960年に国内の軍需産業を統合してサンタ・バルバラ国営会社(後のサンタ・バルバラ・システマス)が設立されたため、サンタ・バルバラ小銃、サンタバーバラライフル等の呼び方をされることもある。
- ^ Olson, Ludwig (2002). Mauser Bolt Rifles. Brownell & Son. p. 197.
- ^ Ezell, Edward (1983). Small Arms of The World. Stackpole Books. p. 655. ISBN 0-8117-1687-2.
- ^ Olson, Ludwig (2002). Mauser Bolt Rifles. Brownell & Son. p. 197.
- ^ Kuhnhausen, Jerry (1991). The Mauser Bolt Actions- M91 Through M98. Heritage Gun Books. p. 214.
- 1 セトメトンとは
- 2 セトメトンの概要
- 3 脚注
- セトメトンのページへのリンク