E.d morrisonとは? わかりやすく解説

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E.d morrison

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/27 02:17 UTC 版)

『e.d morrison』
ムーンライダーズスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ポップ・ミュージック
時間
レーベル 日本コロムビア
プロデュース ムーンライダーズ
ムーンライダーズ アルバム 年表
It's the moooonriders
2022年
e.d morrison
2026年
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e.d morrison』(イー・ディー・モリソン)は、日本のロックバンド、ムーンライダーズスタジオ・アルバム。バンド結成50周年を記念して、2026年8月26日日本コロムビアより発売された[1]。前作『It's the moooonriders』以来、約4年ぶりとなるスタジオ・アルバムである[2]

概要

アルバムのタイトルである「e.d morrison」は、バンド名である「moonriders」のアナグラム(文字組み替え)であり、1980年代よりメンバー全員による共作名義や架空の作曲家名として使用されてきた歴史を持っている[1]。ある種のセルフタイトルとも言えるこの名義があえて冠された背景には、物故メンバーであるかしぶち哲郎岡田徹も含め、現在の体制の意識を持って「ムーンライダーズの全員で創り上げたアルバムである」という強い想いが込められている[1]。閉塞した現代のポップシーンに向けて「老齢ロック」のその先の地平を提示するような、アニバーサリー作品にふさわしい意欲作に仕上がっている[3]

背景・制作経緯

制作にあたっては、メンバーがそれぞれ高齢期を迎え、近親者の死や自身の病、老いへの恐怖と向き合う時間が少なからず影を落としている[4]。今作では、近年のライブを支える若手メンバーである澤部渡スカート)と佐藤優介が楽曲制作や選定に深く関与しており、「老人組(先輩陣)」と「若い二人」が互いのアイデアや選曲をフラットにジャッジし合う体制が敷かれた。この世代を超えた化学反応によって、バンドには得難いダイナミズムがもたらされている[5]。また、メンバーが持ち寄った詩や歌詞の断片を元に、ビートルズの『レット・イット・ビー』セッションのようにメンバーが車座になってその場でメロディコードを紡いでいくという、原点回帰的かつインプロヴァイズされた手法も多数採り入れられた。メンバー全員が持ち回りで楽曲を提供し、全員がメインヴォーカルをとりコーラスに参加するスタイルが貫かれている[3]

音楽性・評価

ジャンルの垣根を軽々と飛び越える「どこにもないミュージック」が鳴らされる本作は、メンバー個人の極私的な感情の発露とバンド全体を俯瞰するバランス感覚が高度に融合している[6]。死の恐怖や老いを抱えながらも、なお「知らないことを知りたい」という知的好奇心を駆動させて音を鳴らす、老成と瑞々しさが同居した唯一無二の到達点として高く評価されている。

収録曲

CDアナログレコード(LP盤)では収録曲の曲順が異なる趣向が凝らされている[1]

CD
# タイトル 作詞 作曲 備考 時間
1. 「トンネルの向こうのNothing」      
2. 「快楽の椅子」      
3. 「俺たち死に神、ヴォランティアーズ」      
4. 「美しき老い」      
5. 「Backstage Fright Rumba」(CDジャケット表記:Back Stage Fright Rumba)      
6. 「青空に泥靴」      
7. 「鞄の中の男」      
8. 「Suite 腕に夕日 肩に枯れ木」(1st Mov. 愚か者の壊れた杖 / 2nd Mov. 始まりの狼煙)      
9. 「体毛のない孤独」      
10. 「Suite シャンデリア」(1st Mov. 天上のシャンデリア / 2nd Mov. Eternal Rose / 3rd Mov. Dance ウフツ!)      
合計時間:

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク




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