DCLS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/14 03:08 UTC 版)
DCLS(Dental Crisis Life Support 歯科診療危機初期対応)とは、歯科医院、病院歯科などの歯科診療ユニットにおける健康危機(誤嚥による窒息、失神、アナフィラキシーなど)の初期対応を研修するための学習ツールである。本ツールを用いて行うDCLSコースの時間配分等は、モデルとなっている心肺蘇生コース(特に日本救急医学会のICLS:Immediate Cardiac Life Support コース)と同等で一日コースであるが、研修内容はより歯科領域に特化し[1]、厚生労働省による歯科医師の救命救急研修ガイドラインに準拠する内容となっている。 研修対象は、歯科医師(歯科研修医を含む)、コ・デンタルスタッフである、歯科衛生士、歯科技工士の受講も可能である。またコ・デンタルを対象とした半日コース DCLS-miniコースも設定され[2]、それに準じたプログラムを作成して実施している団体もある[3]。
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