D6-VTR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 14:28 UTC 版)
D6-VTRは放送用コンポーネント方式デジタルVTR規格である。D2-VTR規格をベースに、東芝とBTS(フィリップスとの合弁放送機器メーカー、その後フランスのThomsonに買収され現在はThomson Grass Valleyが継承)が共同開発した。3/4インチメタルカセットテープを使用。HDコンポーネントの輝度信号を74.25MHz、2つの色差信号をそれぞれ37.125MHzでサンプリングした信号を非圧縮で記録可能。オープンリールのHDデジタル1インチVTRに比べ記録密度が高くエラーレートが低い。東芝製GBR-1080などはオプション(プロセッサー)を追加することにより、マルチフォーマットデコーダとして利用できる。
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