CheckInstall
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 16:05 UTC 版)
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作者 | Felipe Sánchez |
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最新版 | 1.6.2 / 2006年11月1日 |
リポジトリ |
checkinstall |
対応OS | UNIXライク |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | パッケージ管理システム |
ライセンス | GNU General Public License Version 2 |
公式サイト | http://asic-linux.com.mx/~izto/checkinstall/ |
CheckInstallは、tarballで配布されているソースコードパッケージからのインストール・アンインストールを容易にするパッケージ管理システムである。
概要
ソースパッケージで最もよく用いられているAutotoolsとmakeによるシステム構築では、インストールファイルのバージョン管理まで行われていないことからmake install
を実行すると、Makefileより生成されたオブジェクトすべてがシステムにコピーされる。もし既に同じファイル名が存在している場合に上書きしてしまう。またアンインストールの際もファイル名の確認だけで削除を実行する。よって、システム管理者は注意深くインストール・アンインストールの作業をしないとシステムファイルの依存関係を壊してしまう可能性がある。対して CheckInstall においては、ソースコードパッケージをビルドした後 make install
の代わりに checkinstall
を実行するだけで、Slackwareパッケージ、RPM Package ManagerまたはDebianパッケージと互換性のあるパッケージが生成されるので、システムにインストールしたバージョンの追跡を可能とする利点がある。
使用方法
- ビルド・ディレクトリで
configure
スクリプトを実行する。 - makeを実行してオブジェクトを生成する。
- checkinstall を実行する。
外部リンク
- 北浦訓行 (2003年12月11日). “ソースファイルからRPMファイルを作成するには”. @IT. 2014年5月24日閲覧。
- 末安泰三 (2007年8月28日). “3種類のパッケージを手軽に作成 checkinstall”. @IT. 2014年5月24日閲覧。
- Michael Reed (2010-08-02). “Using Checkinstall To Build Packages From Source”. Linux Journal .
- CheckInstallのページへのリンク