カロリーネ・フォン・ヘッセン=ホンブルク (1819-1872)とは? わかりやすく解説

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カロリーネ・フォン・ヘッセン=ホンブルク (1819-1872)

(Caroline of Hesse-Homburg (1819-1872) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 04:48 UTC 版)

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カロリーネ・フォン・ヘッセン=ホンブルク
Caroline von Hessen-Homburg
ロイス侯
在位 1839年 - 1859年

全名 カロリーネ・アマーリエ・エリーザベト・アウグステ・フリーデリケ・ルドヴィーケ・クリスティアーネ・ヨゼフィーネ・レオポルディーネ・ゲオルゲ・ベルンハルディーネ・ヴィルヘルミーネ・ヴォルデマーレ・シャルロッテ
Caroline Amalie Elisabeth Auguste Friederike Ludowike Christiane Josephine Leopoldine George Bernhardine Wilhelmine Woldemare Charlotte
出生 (1819-03-19) 1819年3月19日
ヘッセン=ホンブルク方伯領英語版ホンブルク
死去 (1872-01-18) 1872年1月18日(52歳没)
ドイツ
ロイス=グライツ侯国グライツ
結婚 1839年10月1日 ホンブルク
配偶者 ロイス侯ハインリヒ20世
子女 ヘルミーネ
ハインリヒ21世
ハインリヒ22世
ハインリヒ23世
マリー
家名 ヘッセン=ホンブルク家
父親 ヘッセン=ホンブルク方伯グスタフ
母親 ルイーゼ・フォン・アンハルト=デッサウ
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カロリーネ・フォン・ヘッセン=ホンブルクCaroline von Hessen-Homburg, 1819年3月19日 - 1872年1月18日)は、ドイツのヘッセン=ホンブルク家の公女。兄系ロイス侯国の侯妃であり、公国の摂政を務めた(1859年 - 1867年)。

生涯

ヘッセン=ホンブルク方伯グスタフとその妻でアンハルト=デッサウ公世子フリードリヒの娘ルイーゼの間の第1子・長女。正式な洗礼名はカロリーネ・アマーリエ・エリーザベト・アウグステ・フリーデリケ・ルドヴィーケ・クリスティアーネ・ヨゼフィーネ・レオポルディーネ・ゲオルゲ・ベルンハルディーネ・ヴィルヘルミーネ・ヴォルデマーレ・シャルロッテ(Caroline Amalie Elisabeth Auguste Friederike Ludowike Christiane Josephine Leopoldine George Bernhardine Wilhelmine Woldemare Charlotte)。両親は実の叔父と姪の間柄だった。1839年10月1日、ホンブルクで兄系ロイス侯ハインリヒ20世と結婚。

夫の死後、1859年から1867年まで未成年の息子ハインリヒ22世に代わり侯国を摂政として治めた。カロリーネの父グスタフはオーストリア軍人であり、また婚家ロイス家の親類縁者も多くがオーストリア軍に仕えていたことから、強い反プロイセン感情を抱いていた。このため普墺戦争ではオーストリア側につき、その結果公国の首都グライツをプロイセン軍に占領されてしまう。兄系ロイス侯国がハノーファー王国のようにプロイセンに併合され消滅する運命を免れたのは、ひとえにプロイセン王ヴィルヘルム1世の義弟ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公カール・アレクサンダーが、ロイス家と縁戚関係にある誼で王に口添えをしてくれたからである。侯国の存続のため、カロリーネは息子の摂政から降りること、個人資産の半分をプロイセンへの軍税として献金することを強いられた。

子女

夫との間に生まれた5子は以下の通り。

  • ヘルミーネ(1840年 - 1890年) - 1862年シェーンブルク=ヴァルデンブルク侯子フーゴーと結婚
  • ハインリヒ21世(1844年)
  • ハインリヒ22世(1846年 - 1902年) - ロイス=グライツ侯 
  • ハインリヒ23世(1848年 - 1861年)
  • マリー(1855年 - 1909年) - 1875年イーゼンブルク=ビューディンゲン=メーアホルツ伯フリードリヒと結婚

参考文献

  • Friedrich Wilhelm Trebge: Spuren im Land. Aus der Geschichte des apanagierten thüringisch-vogtländischen Adelshauses Reuß-Köstritz. 2., ergänzte Auflage. Vogtländischer Altertumsforschender Verein zu Hohenleuben, Hohenleuben 2005.
  • Thomas Gehrlein: Das Haus Reuß. Älterer und Jüngerer Linie (= Deutsche Fürstenhäuser. 19). 2., überarbeitete Auflage. Börde-Verlag, Werl 2006, ISBN 3-9810315-3-9.



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