Bashkir languageとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Bashkir languageの意味・解説 

バシキール語

(Bashkir language から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 09:33 UTC 版)

バシキール語
Башҡорт теле Bašqort tele
話される国 ロシア連邦
カザフスタン
ウズベキスタン
民族 バシキール人
話者数 約140万人
言語系統
表記体系 キリル文字
公的地位
公用語 バシコルトスタン共和国
統制機関 ロシア科学アカデミーウファ連邦センターロシア語版バシキール語版
言語コード
ISO 639-1 ba
ISO 639-2 bak
ISO 639-3 bak
消滅危険度評価
Vulnerable (Moseley 2010)
テンプレートを表示

バシキール語(バシキールご、バシキール語:  башҡорт теле[ヘルプ/ファイル] [bɑʃqɵrt tɨiɨ])は、ロシア連邦バシコルトスタン共和国を中心に居住するバシキール人によって話されるテュルク系言語の一つ。

話者

2002年の人口統計では、ロシア連邦内で1,379,000人の話者がバシキール語を母語としている。話者の大半は、バシコルトスタン共和国および、隣接するタタールスタン共和国ウドムルト共和国に居住する。また、ロシア連邦ペルミ地方チェリャビンスク州オレンブルク州スヴェルドロフスク州クルガン州、そして、カザフスタンウズベキスタンにも話者が存在する。

正書法

バシキール人の祖先は、フィン・ウゴル系の民族であったと考えられているが、彼らはかなり初期からブルガール語を受容していた。モンゴルによる征服後は、ジョチ・ウルスの諸部族の間で広く用いられていたキプチャク系テュルク語が普及し、バシキール人タタール語を書記言語として用いていた。15世紀以降は、バシキール人の間の書記言語はチャガタイ語となった。 バシキール語は、長く正書法を持たず、隣接するタタール語の強い影響下に置かれていたが、1923年には、アラビア文字を用いた最初のバシキール語の正書法が制定され、タタール語からの影響を排除することが目指された。1930年にはラテン文字1938年にはキリル文字による正書法に切り替えられた。

関連項目


「Bashkir language」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bashkir language」の関連用語

Bashkir languageのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bashkir languageのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバシキール語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS