AOS/VS IIとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > AOS/VS IIの意味・解説 

データゼネラルAOS/VS II

(AOS/VS II から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/20 05:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
データゼネラルAOS/VS II
開発者 データゼネラル
OSの系統 AOS
開発状況 Discontinued
初版 1988年(32年前) (1988
最新安定版 VS-II (rev. 3.2x)
プラットフォーム MV/Eclipse
テンプレートを表示

データゼネラルAOS/VS II は、データゼネラル社の 32ビット MV/Eclipse コンピュータ用のオペレーティングシステムである。

概観

AOS/VS II オペレーティングシステムは 1988 年にリリースされ、当初は単に AOS/VS オペレーティングシステムの rev 8.00 であった。しかし、オリジナルの AOS や AOS/VS ファイルシステムとは互換性のない新しいファイルシステムが導入され、アクセス制御リスト (ACL) グループのような新機能も含まれていた。一部の顧客は新しいファイルシステムへのアップグレードや新しいハードウェアへの投資を望まなかったため、データゼネラルは、AOS/VS の「不朽の」リビジョンのバグ修正サポートを継続することに合意した。AOS/VS Classic として口語で知られるようになった AOS/VS は、リビジョン番号が1.00にロールバックされた状態で新たな開発が AOS/VS II として進められることになった。

VS-Classic (rev. 7.7x) と VS-II (rev. 3.2x) は、2000年問題を解決するために更新されたが、この時点でどちらも陳腐化していた。

AOS/VS II の一部であった他の新機能の中には、完全な TCP/IP スタック、NFS のサポート、リング 1 を使用したカーネルアドレス空間の拡張、論理ディスクレベルのユーザデータキャッシュが含まれていた。/VS (Classic) にはファイルシステムのメタデータキャッシュがあったが、ユーザデータキャッシュはなかった。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  AOS/VS IIのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「AOS/VS II」の関連用語

AOS/VS IIのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



AOS/VS IIのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデータゼネラルAOS/VS II (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS