六乗数
算術演算および代数演算において、六乗数(ろくじょうすう、英語:sixth power)とは、ある数値 n の6乗となる数値。
すなわち
- n6 = n × n × n × n × n × n.
六乗数は、五乗数に数値 n をかけたものであり、二重平方数に平方数をかけたもの、立方数に同じ立方数をかけたもの、および平方数を3乗したものである。
整数の六乗数
整数の六乗数を列記すると以下の通り。
- 0, 1, 64, 729, 4096, 15625, 46656, 117649, 262144, 531441, 1000000, 1771561, 2985984, 4826809, 7529536, 11390625, 16777216, 24137569, 34012224, 47045881, 64000000, 85766121, 113379904, 148035889, 191102976, 244140625, 308915776, 387420489, 481890304, ... (オンライン整数列大辞典の数列 A001014)
ここには、西洋の命数法において重要な十進法の数106(100万)、1006(1兆)、10006(100京)が含まれる。
平方と立方
整数の六乗数は、平方数と立方数の両方の特性を持つ数である[1]。このように、図形数の2つの他のクラスに関連している。1つが平方数でも三角数でもある平方三角数であり、もう1つがキャノンボール問題の解であり、これは平方数でも四角錐数でもある。
平方数や立方数との関係により、六乗数は、次の形式で表される楕円曲線であるモーデル曲線の研究で重要な役割を果たす。
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