3Dインベストメント・パートナーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 03:12 UTC 版)
3Dインベストメント・パートナーズ(3D Investment Partners)は、シンガポールを拠点とするアクティビストで、日本企業を主な投資対象とするバリュー投資戦略を展開している。企業の本質的価値に注目し、エンゲージメントを通じた企業価値の向上を目指す運用方針を掲げている[1]。
長谷川寛家(Kanya Hasegawa)によって2015年に設立。設立前、長谷川はBroad Peak(シンガポールのマルチストラテジーファンド)、ゴールドマン・サックスやチューダー・インベストメント(ヘッジファンド)でも勤務していた[2]。
活動事例
- 日鉄ソリューションズ(2025年)[3]
- 日本製鉄(2025年)[4]
- 東邦ホールディングス(2025年)[5]
- サッポロホールディングス(2024〜2025年)[6]
スチュワードシップ活動
2022年2月に日本版スチュワードシップ・コードに基づく責任ある機関投資家としての声明を発表し[7]、2025年5月には議決権行使方針も公表している[8]。
出典
- ^ “3D Investment Partners - Kanya Hasegawa - Japan Invest” (英語). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “【必見】3D Investment Partners Pte. Ltd.って❔〜東芝vsアクティビスト編〜|Activist Times”. note(ノート) (2022年7月31日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “3Dインベストメントは、日鉄ソリューションズに対して公開書簡を送付:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2025年6月27日閲覧。
- ^ “3Dが日鉄株保有、社長再任反対呼びかけ-USスチール買収など懸念”. Bloomberg.com (2025年6月10日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “投資ファンド3D、東邦HDに提案の企業価値向上策を公表”. 日本経済新聞 (2025年3月25日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “サッポロHDに大株主3Dが質問状、買収失敗への取締役会の責任問う”. Bloomberg.com (2025年2月18日). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “日本版スチュワードシップ・コードの受け入れについて - 3D Investment Partners” (英語). 2025年6月27日閲覧。
- ^ “議決権行使基準 - 3D Investment Partners” (英語). 2025年6月27日閲覧。
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