1996年アトランタパラリンピックの車いすラグビー競技とは

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1996年アトランタパラリンピックの車いすラグビー競技

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/25 05:43 UTC 版)

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車いすラグビー競技
1996年夏季パラリンピック競技大会

会場

アトランタ・メトロポリタン大学（英語版）

開催期間

1996年 8月20日 – 8月23日

参加国数

6カ国

参加者数

47人

メダル獲得

	アメリカ合衆国	アメリカ合衆国
	カナダ	カナダ
	イギリス	イギリス

2000→

1996年アトランタパラリンピックにおける車いすラグビー競技は、1996年8月20日から8月23日にかけて開催された^[1]。公開競技として実施され、6カ国が出場した。

参加国

この競技には6カ国が参加した。各国は最大で12人まで選手登録が可能であったが、メンバーのうち男子選手は10人以下という制限があった。参加国は次の通り。

出場国
アメリカ合衆国 (USA)
ニュージーランド (NZL)
カナダ (CAN)
イギリス (GBR)
スウェーデン (SWE)
オーストラリア (AUS)

大会形式

大会は1次ラウンドと決勝ラウンドの2段階で行われた。1次ラウンドは6カ国による1回総当たり戦であり、上位4カ国が決勝ラウンドに進出。決勝ラウンドはノックアウト方式のトーナメント戦で行われた。

持ち点制

車いすラグビーの選手は、障害のレベルによって、持ち点が0.5から3.5まで7クラスに分類される。障害の程度が軽いほど点が大きく、障害の程度が重いほど点が小さい。競技中のコート上の4選手がすべて男子選手の場合、持ち点の合計は最大8.0点までと定められている。女子選手が加わる場合、1人につき0.5点が追加ポイントが許可される。すなわち競技中のコート上の4選手すべてが女子選手の場合、持ち点の合計は最大10.0点までとなる。

競技日程

・	1次ラウンド、準決勝	決	決勝

8月	16	17	18	19	20	21	22	23	24	25
車いすラグビー競技					・	・	・	決

試合結果

1次ラウンド

順位	チーム	試	勝	負	得	失	勝点	USA	NZL	CAN	GBR	SWE	AUS
1	アメリカ合衆国 (USA)	5	5	0	213	120	10	x	48-34	47-26	50-26	37-16	31-18
2	ニュージーランド (NZL)	5	4	1	205	185	9	34-48	x	45-42	42-30	45-42	39-23
3	カナダ (CAN)	5	3	2	171	167	8	26-47	42-45	x	34-29	30-22	39-24
4	イギリス (GBR)	5	2	3	160	199	7	26-50	30-42	29-34	x	41-40	34-33
5	スウェーデン (SWE)	5	1	4	149	178	6	16-37	42-45	22-30	40-41	x	29-25
6	オーストラリア (AUS)	5	0	5	123	172	5	18-31	23-39	24-39	33-34	25-29	x

準々決勝進出

敗退

出典: Paralympic.org ^[2]

決勝ラウンド

準決勝		決勝

1996年8月22日
アメリカ合衆国	38
イギリス	25
		1996年8月23日
		アメリカ合衆国	37
		カナダ	30

		3位決定戦
1996年8月22日		1996年8月23日
ニュージーランド	38	イギリス	34
カナダ	39	ニュージーランド	46

出典: Paralympic.org ^[2]

最終順位

順位	チーム名
1	アメリカ合衆国
2	カナダ
3	ニュージーランド
4.	イギリス
5.	スウェーデンオーストラリア

メダル獲得者

種目	金	銀	銅
車いすラグビー	アメリカ合衆国 (USA) ウィリアム・レンジェブラッドリー・アップダグロウヴクリフトン・チュンデイヴィッド・セルティジョセフ・ソアレスデイヴィッド・グールドチャールズ・クラウチ	カナダ (CAN) カービー・クラナベターレイモンド・リゾッテダール・スチューベルデイヴィッド・ツイードブライアン・マクフェイトダニー・ベレンジャーアラン・セメニウクギャレット・ヒックリング	ニュージーランド (NZL) ポール・リーフェスティーヴン・ガスリージェレミー・ティンカーロバート・ディッキーショルト・テイラーゲイリー・マクマリーカーティス・パルマーグラント・シャーマン