韓国映画アカデミー
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韓国映画アカデミー(かんこくえいがアカデミー、KAFA、Korean Academy of Film Arts)は韓国釜山広域市水営区にある国立の各種学校である。一般映画の製作も行っている。
概要
1984年、映画振興公社(のちの映画振興委員会)の付設で設立された。映画(製作、監督、撮影など)やアニメーションの教育を行っている。
ポン・ジュノ、イ・ジェヨンなど現在の韓国映画界を支える監督を数多く輩出し、「映画監督の士官学校」といわれる[1]。1990年代の韓国映画ルネサンス期を支えた人材が多いとされ、2022年の時点で、700人あまりの映画人を輩出している[2]。
運営は、学生の授業料から実習のための機材費用まですべて国の資金でまかなわれる[1]。
卒業後にプロの映画製作現場ですぐに活躍できるような人材の養成を目標に掲げている。東京芸術大学 大学院 映像研究科 映画専攻と交流がある。
2004年7月13日放映の『日経スペシャル ガイアの夜明け』で「"韓流"奔る ~韓国映画ビジネスの奇跡~」のタイトルで取り上げられた[1]。
卒業生
- チャン・ヒョンス - 1期[3]。『ゲームの法則』などを監督。
- ファン・ギュドク - 1期[3]。『永遠の魂』などを監督。
- イム・ジョンジェ - 1期[3]。『彼らだけの世界』などを監督。
- キム・テギュン - 4期[3]。『オオカミの誘惑』などを監督。
- イ・ジョンヒャン - 4期[3]。『美術館の隣の動物園』などを監督。
- イム・サンス - 5期。『ユゴ 大統領有故』などを監督。
- ホ・ジノ - 9期。『八月のクリスマス』などを監督。
- ポン・ジュノ - 11期。『パラサイト 半地下の家族』などを監督。
- チャン・ジュンファン - 11期。『地球を守れ!』などを監督。
- チェ・ドンフン - 15期[4]。『10人の泥棒たち』などを監督。
- イ・ジェヨン - 『スキャンダル』などを監督。
- イ・ヒョンジュ - 『恋物語』などを監督。
- キム・テヨン - 『ワンダーランド あなたに逢いたくて』などを監督。
- チェ・ドンフン - 『暗殺』などを監督。
- パク・チワン - 『ひかり探して』を監督
- ハン・ガラム - 『アワ・ボディ』を監督。
製作映画
- 恋物語(2016年)
- バッカス・レディ(2016年)
- 少女(2017年)
- アワ・ボディ(2018年)
- ボヒとノギャン(2019年)
- 野球少女(2020年)
- おひとりさま族(2021年)
- クライミング(2021年)
脚注
- ^ a b c "韓流"奔る ~韓国映画ビジネスの奇跡~ - テレビ東京 2004年7月13日
- ^ 長野圭吾 (2022年6月29日). “是枝監督が歩いた “韓国映画”躍進の現場”. NHK. 2025年1月25日閲覧。
- ^ a b c d e 성하훈 (2020年5月7日). “'시나리오 검열'에 졸업작품 거부... 그들이 걸어온 길”. 오마이스타. 2025年7月14日閲覧。
- ^ “봉준호·최동훈 꿈꾸는 청년 영화인 작품, 미리 만난다”. 부산일보 (2025年3月10日). 2025年7月16日閲覧。
外部リンク
- 韓国映画アカデミーのページへのリンク