非政党同盟とは? わかりやすく解説

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非政党同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 01:56 UTC 版)

1919年の同盟の新聞『ノン・パルチザン・リーダー』は、利潤ばかりを求める資本家に対し、組織された農家や労働者を大きく描いている

非政党同盟 (ひせいとうどうめい)、無党派連盟[1](むとうはれんめい)(NPL: Nonpartisan League)は、元米国社会党の組織者であったアーサー・C・タウンリー英語版により1915年に米国ノースダコタ州で立ち上げられた政治団体である。非政党同盟は、ミネアポリスミネソタ州シカゴの企業の支配的影響力を弱めるため、小規模な農家や商人に代わって、製粉機や穀物エレベーター、銀行、その他の農業関連産業を管理した[2]

1956年に、民主党のノースダコタ州組織と合併し、ノースダコタ民主・無党派連盟党英語版となる。

日本

日本では、男子普通選挙制度が開始した直後の1926年に、堀井梁歩が『農民新生への道』を書いてNPLを紹介[3]下中弥三郎渋谷定輔中西伊之助石川三四郎らと農民自治会を組織し、日本版NPLを立ち上げようとした。しかし、活動は広がることなく2年後の1928年に終了した[4]

脚注

  1. ^ 竹尾隆 <論説>アメリカにおける二大政党制の特質 神奈川法学 12巻 2/3号, pp.145-225(1976年)
  2. ^ Goldstein, Robert Justin (2001). Political Repression in Modern America. University of Illinois Press. p. 99. ISBN 0-252-06964-1 
  3. ^ 堀井梁歩『農民新生への道』平凡社、1926年
  4. ^ 農民自治會『農民自治』1-17号



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