雷電塚古墳_(坂戸市)とは? わかりやすく解説

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雷電塚古墳 (坂戸市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 01:45 UTC 版)

雷電塚古墳
東側側面から
所属 雷電塚古墳群
所在地 埼玉県坂戸市大字小沼字田島269
位置 北緯35度58分20.0秒 東経139度26分08.0秒 / 北緯35.972222度 東経139.435556度 / 35.972222; 139.435556座標: 北緯35度58分20.0秒 東経139度26分08.0秒 / 北緯35.972222度 東経139.435556度 / 35.972222; 139.435556
形状 前方後円墳
規模 全長47メートル
出土品 円筒埴輪
築造時期 6世紀中頃
史跡 昭和33年(1958年)3月20日県指定[1]
地図
雷電塚古墳
埼玉県内の位置
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雷電塚古墳(らいでんづかこふん)は、埼玉県坂戸市の雷電塚古墳群内にある前方後円墳である。別名は雷電1号墳[2]。またかつては坂戸12号墳とも呼ばれていた。1958年(昭和33年)3月20日に埼玉県指定史跡に指定されている[1]

概要

  • 墳長47メートル。
  • 後円部径25.5メートル・高さ4.5メートル。
  • 前方部幅23メートル・高さ3.25メートル。
  • 前方部を東南に向けている。
  • 墳丘に沿うように周溝が巡る。

後円の墳頂には、名前の由来である雷電社の石祠とともに、年代不明の青色塔婆(板碑)断片が安置されている。また北側の平坦な土壇部は雑木林となり、その一隅に江戸時代建立の宝篋印塔が立っている。1990年(平成2年)には発掘調査が行われ、周溝から多量の埴輪片と須恵器片が出土した。本格的な調査は行われておらず、主体部は不明。

雷電塚古墳の周辺は現在畑であるが、発掘調査の結果、円墳の周溝が10基分確認されており、雷電山古墳の周囲には多数の円墳が造られていたとみられる。

前方部側から見た雷電塚古墳。後円部に雷電社が建つ。

脚注

  1. ^ a b 坂戸の指定文化財(有形)”. 坂戸市 (2018年11月19日). 2021年11月30日閲覧。
  2. ^ 塩野博『埼玉の古墳(北足立・入間)』430頁 さきたま出版会 2004年

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