金瀬胖とは? わかりやすく解説

金瀬胖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 10:16 UTC 版)

金瀬 胖(かなせ ゆたか、1944年[1] - 2024年2月7日[2])は、日本の写真家。写真集の編集者でもあった。

写真集『ZONE』で第12回「写真の会賞」受賞[注 1]日本写真家協会会員、現代写真研究所講師、日本リアリズム写真集団代表理事[3]

経歴

個展・団体展

  • 1984年、個展「日本フィル」
  • 1989年、全国巡回展「輸入食品」
  • 1992年、個展「音が生まれる」(葛飾シンフォニーホール)
  • 1995年、個展「千葉・所業風色」(コニカプラザ)
  • 1998年、個展「姿婆風景」(コニカプラザ)
  • 2003年、日本写真家協会企画展「日本の光景」(東京都写真美術館)に出展。
  • 2009年7月、個展「千葉 銀色の街」(コニカミノルタプラザ)[1]

写真集

  • 共著『日本フィル』、1985年[1]
  • 共著『上海青浦の春』、1992年[1]
  • 『ZONE 終の国』Mole(モール)、1999年5月。ISBN 978-4-9386-2831-4 
  • 共著『坂本弁護士救出運動の記録』、2000年。写真記録[1]
  • 『THE DAY AFTER 東海村 臨界の記憶』冬青社、2004年11月。 ISBN 978-4-8877-3026-7 
  • 『EXPOSED 東海村感光録』新宿書房、2007年7月。 ISBN 978-4-8800-8369-8 [7]
  • 『金瀬胖写真集 浦廻うらめぐり CHIBA 1976-2009』現代写真研究所出版局、2010年4月。 ISBN 978-4-9035-6405-0 
  • 桜井雄一郎 編『路上の伝記 金瀬胖写真集』鈴木一誌 ブックデザイン、現代写真研究所出版局、2015年12月。 ISBN 978-4-9035-6421-0。Cコード C0072。 

編集した写真集

  • 『加藤朋子写真集 子ども大好き』(2007年)
  • 『大野 裕子 宍塚の里山と子どもたち』(2008年)

脚注

注釈

  1. ^ 1988年、写真の批評と制作の分野で活躍するメンバーで設立された「写真の会」の賞。賞金を会員から集めて、1989年に賞を創設した。写真作家だけでなく、写真集のスタッフなどにも贈られる。

出典

  1. ^ a b c d e f "金瀬 胖写真展". コニカミノルタ. 2013年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月22日閲覧
  2. ^ a b c 現代写真研究所 [@GENKEN_PHOTO] (2024年2月15日). "[訃報] 現研教務主任の金瀬胖講師が2月7日ご逝去されました。". X(旧Twitter)より2024年11月21日閲覧
  3. ^ "JRPの写真家". JRP 日本リアリズム写真集団. 2008年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月25日閲覧
  4. ^ 『THE DAY AFTER』 2004, プロフィール.
  5. ^ 井口剛編「飛鳥田一雄を斬る 権力 革新 市民」p104〜105新国民社
  6. ^ "年表". 写真学校:現代写真研究所. 2007年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月4日閲覧
  7. ^ 「書評」『日経新聞』日本経済新聞社、2007年7月29日、朝刊、24面。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金瀬胖」の関連用語

金瀬胖のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金瀬胖のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金瀬胖 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS