野沢悠真
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/19 00:11 UTC 版)
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野沢 悠真（のざわ ゆうま）は、日本の陸上競技選手である。
経歴・戦績
中学、高校時代に目立った活躍はなかったが、創価大学1年時に激坂王最強決定戦で好成績を残すなど登りへの適性があり頭角を現す。第99回東京箱根間往復大学駅伝競走では5区に起用され大エースの嶋津雄大から襷を受け取るも5区区間14位と沈み、7位から10位に順位を落としてしまう。チームは往路10位。その後復路で健闘し総合8位でシード権を獲得した。
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走では4区起用。8位で襷を受け取る。しかし、前方との差を大きく広げられてしまう。順位は落とさなかったが、後続との差も縮まってしまう。区間15位ながらもなんもか8位をキープし吉田響に襷を繋ぐ。往路は7位で終える。総合8位。上級生になり全日本大学駅伝対校選手権大会のアンカーにも起用される。チームは少し前の出雲駅伝で留学生なしでの4位という結果を残していた。その順位と同じ4位で襷を受け取る終始安定した走りで区間2位。7区終了時点で3位だった駒澤大学の山川拓馬が区間賞を獲得し、順位を上げるには至らなかったが、チームの過去最高順位でのフィニッシュに大きく貢献した[1]。
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走では3年連続3回目の出走を果たす。100回大会でブレーキになった4区に再び起用される。チームは2区の吉田響が日本人最高記録、14人抜きの激走で4位浮上、3区のムチーニも区間2位で2位に上がり、襷を受け取る。しばらくの間単独走が続くが、13キロ過ぎで青学大の太田蒼生に追いつかれる。その後も粘るが、徐々にその差は開いていき、単独3位に。そのまま3位で襷リレー。区間順位は6位だった[2]。2025大阪マラソンにも出場。しかし、65位と初マラソンは不完全燃焼に終わった。37回出雲駅伝では初の出雲路ながらもアンカー兼エース区間の6区に抜擢。区間5位ながらもアイビーリーグ選抜を抜き去り3位でフィニッシュした[3]。
関連項目
吉田響‐1学年先輩
葛西潤‐3学年先輩
嶋津雄大‐4学年先輩
榎木和貴‐創価大学駅伝監督
出典
- ^ “＜第56回全日本大学駅伝＞創価大学駅伝部が過去最高の4位で3年連続シード権獲得！ | News | 創価大学 | Discover your potential 自分力の発見”. 創価大学 (2024年11月3日). 2025年10月18日閲覧。
- ^ “【箱根駅伝】創価大は２区に吉田響、５区に１年生起用で往路５位 榎木監督「うちの持てる力は出し切った」”. スポーツ報知 (2025年1月2日). 2025年10月18日閲覧。
- ^ “全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ／出雲駅伝（月刊陸上競技）”. Yahoo!ニュース. 2025年10月18日閲覧。
外部リンク
- 野沢悠真のページへのリンク
