逆行列の計算例とは? わかりやすく解説

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逆行列の計算例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 01:37 UTC 版)

行列の基本変形」の記事における「逆行列の計算例」の解説

例として、 A = [ 2 6 1 4 ] {\displaystyle A={\begin{bmatrix}2&6\\1&4\\\end{bmatrix}}} の逆行列計算する。 A の、左基本変形による単位行列への変形試みる。 1行目を1/2倍する。 [ 1 3 1 4 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}1&3\\1&4\\\end{bmatrix}}} 2行目に1行目の-1倍を加える。 [ 1 3 0 1 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}1&3\\0&1\\\end{bmatrix}}} 1行目に2行目の-3倍を加える。 [ 1 0 0 1 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}1&0\\0&1\\\end{bmatrix}}} よって、この三つ変形単位行列適用すれば、逆行列求まる。 1行目を1/2倍する。 [ 1 / 2 0 0 1 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}1/2&0\\0&1\\\end{bmatrix}}} 2行目に1行目の-1倍を加える。 [ 1 / 2 01 / 2 1 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}1/2&0\\-1/2&1\\\end{bmatrix}}} 1行目に2行目の-3倍を加える。 [ 2 − 3 − 1 / 2 1 ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}2&-3\\-1/2&1\\\end{bmatrix}}}

※この「逆行列の計算例」の解説は、「行列の基本変形」の解説の一部です。
「逆行列の計算例」を含む「行列の基本変形」の記事については、「行列の基本変形」の概要を参照ください。

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