辻脇系一とは? わかりやすく解説

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辻脇系一

辻脇系一の俳句

あとかたも無き家雨降る音がする
おおかたは素足の時間奈良飛鳥
かんぴょうもわらびも戻る暗さかな
ざくろ喰う体の中は知らぬなり
ででっぽぽーとわれは呼ばれているなり
とまと十個あれば蝦夷富士と笑う
ふたり棲む暗いところのシクラメン
まっしろな国になるまで牛を押せ
ストライクゾーンを満たし秋はある
一本の冬木を誘う一視線
七日粥大欠伸して納まりぬ
交響曲第九門扉に注連飾る
傘いらぬほどに雨降りにゅうの花
八月十五日戸籍窓口開いている
分け入れば女と男砂遊び
動く手の限りなく憂し泥遊び
十勝平野人間を一人余しておりぬ
十指から葉の出る頃や釈迦牟尼仏
十里むこうの海鳴り薔薇園管理人
地続きに人梅桜やや飢え
声の大きな老人ふたり梅便り
大雪像成って近づくものがある
家までは鶴飛んで一分少々
寝るまでに桜大きな樹になって
屋久杉を計るためなり腕時計
巨大耕地に幼女屈むは秋の尿
悲しきかなメロン訃報の後に食う
新しい雪に隠れて肉食す
木の芽時用心深く髭を剃る
末枯るるものの根っこに猫二匹
来よと言う木の声がする残暑かな
樽酒に白魚泳ぎ来りなば
満月や掃除されたる家の中
牡丹の芽動かしている馬術かな
琉金眠りたり明日は雪景色
白鳥の眠りに水は溢れ出て
白鳥の群れを離れる情死行
稲妻の残像となり家と君
窓を開け今日姫鱒の解禁日
童女謡う耕地雑草花付けて
考古学あって大和の木守柿
腹薬効けよ岩木の山晴れて
自動演奏ピアノ働き秋の海
自死百代冬越す事のあれやこれ
虫の世に出でゆく仕事八雲の忌
酒煙草売ります水の澄む頃の
雪景色どこか鼠にかじられて
雪祀る人間あまた流れ着き
雪解けている結婚の儀の手順
雪解夕暮れうすむらさきは何時からか
 




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