買取仕入

新語時事用語辞典

買取仕入れ

読み方：かいとりしいれ
別名：買取仕入

小売業者が、卸売業者から商品を仕入れる際の仕入れ方法の1つ。

買取仕入れでは、小売業者が卸売業者に対して商品を注文し、すべてを買い取る。商品は、委託仕入れや消費仕入れと異なり、卸売業者へ返品することはできない。

買取仕入れでは、卸売業者は返品のリスクがない。そのため、委託仕入れや消費仕入れと比べて卸売価格を低めに設定する場合が多い。

なお、仕入れの方法には、買取仕入れの他に、委託仕入れ、消化仕入れなどが挙げられる。

（2010年12月14日更新）

流通用語辞典

買取仕入

納入者側が商品の搬入・引渡しをしたのと同時に所有権が仕入側に移転し、その後の管理責任およびリスクの負担は仕入側が負わなければならない仕入方式のこと。この方式によると、通常、売れ残った商品の返品はむずかしいが、差益率は他の仕入方法に比べて高くなる。