茂山七五三 (名跡)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 茂山七五三 (名跡)の意味・解説 

茂山七五三 (名跡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 01:57 UTC 版)

茂山 七五三(しげやま しめ)は狂言方大蔵流能楽師(茂山千五郎家)の名跡。当世(1995年襲名)で二世。

由来・歴史

「七五三(しめ)」は四世茂山千作の本名である。由来は初世七五三(四世千作)が正月間近の12月28日に誕生したため、初世七五三(四世千作)の祖母がこのように命名した。

初世七五三(四世千作)は弟の二世千之丞とともに狂言以外の分野においても活躍した。その後、初世七五三は当主名の「十二世千五郎」を経て、隠居名である「四世千作」を襲名したため、この名では無くなった。

しかし、かつて「七五三・千之丞兄弟」として活躍した初世七五三(四世千作)の弟である二世茂山千之丞が「七五三」という名を残したいと考えたため、初世七五三(四世千作)の母・スガ(1998年死去)に相談した。その後、スガの了承を得たため、1995年12月に初世七五三の次男・眞吾(しんご)が二世として「七五三」を襲名した。

また、初世七五三(四世千作)及び二世七五三は親子で人間国宝に認定されているため、「茂山七五三」は初世、二世ともに人間国宝に認定されている名跡となった。

参考文献・外部リンク

お豆腐狂言 茂山千五郎家




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  茂山七五三 (名跡)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「茂山七五三 (名跡)」の関連用語

茂山七五三 (名跡)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



茂山七五三 (名跡)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの茂山七五三 (名跡) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS