聴流斎樹木文学館とは? わかりやすく解説

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聴流斎樹木文学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:30 UTC 版)

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聴流斎樹木文学館(ちょうりゅうさいじゅもくぶんがくかん、: CheongRueJae Woody Plant Literature House)は、韓国京畿道安城市に位置する文学館。韓国文化振興委員会傘下の韓国文学館協会所属文学館である。自然と文学の接点を「自然・環境・生態」といった観点から解説している。住所は韓国京畿道安城市宝蓋面東新里682-5。

聴流斎とは「清い水の流れが聴けるところ」という意味で、この地で40年以上棲息してきた珍しい野生花や樹木が森を成す。3000坪の野外にはそれぞれの樹木や花、草に合わせてそれらを詠った文学作品が展示されている。また、館内の陳列室では韓国の近現代を代表する作家らの親筆原稿や葉書、絵画、手紙などをみることができる。これらの資料は、館長である金有新が作家らと直接交流した記録でもある。さらに、文学のみならず彫刻や絵画、工芸品などの展示もしている。

1993年から、毎年4月末の日曜日には総合芸術フェスティバル「花と芸術との出会い」が開催されている。このフェスティバルでは文学関連の行事のみならず、美術、音楽、演劇、講演、パントマイム、綱渡り、韓国のお茶試演会などが開かれている。

文学館のある安城市はソウル郊外の田園都市だが、数多くの美術・文学作家が住んでいるため「花と芸術との出会い」には地域作家らの参加も活発である。

韓国の大体の文学館が個人作家を中心に官僚主導で設立された反面、この文学館は民から公へと移行した珍しいケース。自生的で自然な歴史を持っている。

館長の金有新は1975年『韓国日報』、『現代詩学』を通して登壇した。近代文学を代表する「青緑派」の一人である朴斗鎭を恩師とする。韓国文人協会理事、国際ペンクラブ韓国本部自問委員、韓国詩人協会審査委員、韓国芸術文化団体総連合会顧問などを務めている。

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