純無所属クラブ
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純無所属クラブ(じゅんむしょぞくくらぶ)は、かつて日本の国会のうち参議院で存在した院内会派。1953年5月18日結成、1955年3月16日解散。
鈴木強平を除く6名は、1953年4月実施の第3回参議院議員通常選挙にて初当選した無所属議員で構成されていた[1]。1955年11月15日に保守合同によって自由民主党が結成されると、7人のメンバーは全員これに参加している[2]。
歴史
- 1953年5月18日 - 無所属議員7名(木島虎蔵、木村篤太郎、白川一雄、鈴木強平、野本品吉、三浦義男、三好英之)により「純無所属クラブ」設立[3]。
- 1954年11月25日 - 野本品吉が緑風会に異動[4]。
- 1954年11月27日 - 鈴木強平、三浦義男、三好英之の3名が新たに結成された日本民主党に異動[4]。
- 1954年12月9日 - 木村篤太郎が自由党に異動[5]。
- 1955年3月16日 - 木島虎蔵、白川一雄が日本民主党に異動し、純無所属クラブは解散した[6]。
脚注
- ^ 鈴木強平は第2回参議院議員通常選挙の当選者
- ^ 野本品吉は1955年12月12日入党(異動)。他の6人は結成時に入党
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』312-313頁
- ^ a b 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』320頁
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』322頁
- ^ 『議会制度百年史 院内会派編貴族院参議院の部』325頁
参考文献
- 衆議院・参議院 編『議会制度百年史 - 院内会派編 貴族院・参議院の部』大蔵省印刷局、1990年。
関連項目
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