神宮寺_(古河市)とは? わかりやすく解説

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神宮寺 (古河市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:59 UTC 版)

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神宮寺
所在地 茨城県古河市横山町1-1-11
位置 北緯36度11分47.584秒 東経139度42分19.786秒 / 北緯36.19655111度 東経139.70549611度 / 36.19655111; 139.70549611座標: 北緯36度11分47.584秒 東経139度42分19.786秒 / 北緯36.19655111度 東経139.70549611度 / 36.19655111; 139.70549611
山号 真龍山
宗派 真言宗豊山派
創建年 宝徳元年(1449年
開山 良宥
開基 不明
正式名 真龍山 心城院 神宮寺
文化財 木造 十一面観音坐像(県指定・彫刻)
法人番号 5050005005670
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神宮寺(じんぐうじ)は、茨城県古河市横山町(二丁目)にある真言宗豊山派の寺院。山号を真龍山、院号を心城院、寺号を神宮寺という。[1]

歴史

当寺の縁起によれば、初代古河公方足利成氏が帰依していた僧・良宥により、鎌倉に開かれたのち、文安3年(1446年)に成氏に従って古河に移転したとされている[2] [3]

鎌倉での創建は宝徳元年(1449年)とも考えられている。また、市内雀神社本地仏である十一面観音が置かれており、かつては雀神社の別当寺でもあった。古河への移転当初は、のちの江戸時代古河城・観音寺曲輪になる場所にあり、当時の雀神社と隣接していたと考えられるが、江戸時代初期、城が拡張された際に現在地に移された。[3] [1]

文化財

  • 木造十一面観音坐像: 座高47cm、寄木造、玉眼、彩色。構造と作風から室町時代の作と考えられる。茨城県指定文化財(彫刻)。[4]

交通

脚注

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  1. ^ a b 『古河市史 民俗編』825頁(神宮寺)
  2. ^ この移転時期は、成氏が古河に移座した享徳4年(1455年)とずれており、要検討。
  3. ^ a b 『古河市史通史編』192頁(神宮寺)
  4. ^ 『古河市の文化財』8頁

参考文献

  • 古河市史編さん委員会 編 『古河市史 通史編』 古河市、1988年
  • 古河市史編さん委員会 編 『古河市史 民俗編』 古河市、1983年
  • 古河市文化財保護審議会 編 『古河市の文化財』 古河市、1993年

「神宮寺 (古河市)」の例文・使い方・用例・文例

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