浅舞のケヤキとは? わかりやすく解説

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浅舞のケヤキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 05:45 UTC 版)

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浅舞のケヤキ(2006年10月撮影)

浅舞のケヤキ(あさまいのケヤキ)は、秋田県横手市平鹿町にあるケヤキの巨木。槻の木(つきのき)とも呼ばれる。秋田県の天然記念物に指定されている。

概要

1968年昭和43年)3月19日の指定当時で樹齢500年以上、地上3メートルの幹周りが約8.3メートル、樹高が約35メートルあり、枝張りは30メートルあったが現在は枝が伐採されている[1]。県内では、藤琴の大ケヤキに次ぐ大きさである。菅江真澄の著書である「雪の出羽路」内のスケッチでは、隣接する琵琶沼[2]を隠すほどの大きな大樹が2本描かれている[3]。木の由来については栽植か自然生のものか、また、いつ頃のものかもはっきりしていない。

江戸時代、この木の西側に御役屋が建てられ、 明治初期まで平鹿郡の司法、行政の中心であった[1]。この御役屋の門は現存し、浅舞感恩講保育園の門として現在も利用されている他、横手市の文化財に指定されている[4]

毎年冬(12月中旬から1月中旬)にはイルミネーションイベント「槻の木光のファンタジー[5]」が琵琶沼周辺を会場として開催される。

所在地

アクセス

自動車
E47 秋田自動車道 / E13 湯沢横手道路 横手ICから約20分。
E47 秋田自動車道 横手北SICから約20分。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 施設案内 浅舞のケヤキ(平鹿)”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
  2. ^ 施設案内 琵琶沼(平鹿)”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
  3. ^ 浅舞のケヤキ”. 一般社団法人 横手市観光協会. 2021年12月24日閲覧。
  4. ^ 施設案内 御役屋門(平鹿)”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
  5. ^ イルミネーション特集”. 横手市 (2021年). 2021年12月24日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯39度15分46.7秒 東経140度29分15.6秒 / 北緯39.262972度 東経140.487667度 / 39.262972; 140.487667





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