正福寺 (笠上観音)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 06:41 UTC 版)
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正福寺 | |
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所在地 | 千葉県袖ケ浦市久保田2329 |
宗派 | 真言宗智山派 |
創建年 | 不詳 |
別称 | 笠上観音 |
正福寺(しょうふくじ)とは、千葉県袖ケ浦市にある真言宗智山派の寺院である。笠上観音(かさがみかんのん)の名で知られる。[1]
概要
古来より、「久保田の観音様」として信仰の厚い寺院である。毎年4月29日には癇の虫封じの儀式を行っている。[1]
発祥
寛政年間の火災により記録が消失しているため、由緒などは不明だが、1873年(明治6年)まで笠上山の中腹にあった旧笠上観音の堂宇が廃されたのち、本尊の聖観世音菩薩坐像が正福寺に遷され、笠上観音と名乗ったようである。[1]
明治時代に発行された「故郷姉崎町年中行事(編纂 齊藤孝/画 廣瀬蘆竹)」の中に「望陀郡久保田村笠上山観音春色」という題名で描かれている笠上観音の南画には、山上にある本堂とともに山門などが描かれており、当時の隆盛を垣間見ることができる。[2]
所蔵品
旧笠上観音から引き継いだ物が多い。[3]
・本尊 聖観世音菩薩坐像
天平年間に行基により彫刻されたと伝わる。正福寺は密教寺院のため通常は秘仏とされているが、33年に一度だけ開帳される。[1]
・絵馬(旧笠上観音より)
・仁王像(同上)
・賽銭箱(同上)
アクセス
出典
- 正福寺 (笠上観音)のページへのリンク