林叟院 (焼津市)とは? わかりやすく解説

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林叟院 (焼津市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 22:38 UTC 版)

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林叟院
外観
所在地 静岡県焼津市坂本1400
位置 北緯34度53分40.9秒
東経138度19分01.0秒
座標: 北緯34度53分40.9秒 東経138度19分01.0秒
山号 高草山
宗派 曹洞宗
本尊 如意輪観世音菩薩
創建年 文明3年(1471年
開山 崇芝性岱・賢仲繁哲
開基 長谷川次郎左右衛門正宣
文化財 経蔵・鐘楼(市指定)
公式HP 曹洞宗 高草山 林叟院
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林叟院(りんそういん)は、静岡県焼津市坂本にある曹洞宗の寺院。山号は高草山[注釈 1]。本尊は如意輪観世音菩薩

沿革

文明3年(1471年)に、賢仲繁哲[注釈 2]により開山。開基は小川城主・長谷川次郎左右衛門正宣(長谷川氏)。賢仲の師である崇芝性岱(備中洞松寺五世・遠州石雲院開山)を勧請開山とし、賢仲は二世となる。

当初は小川会下之島(現在の小川港北東)にあったが、明応6年(1497年)、同地を訪れた異叟(年老いた修験者)の忠告により現在地に移転したという伝承がある。翌明応7年(1498年)には明応地震が起こり、旧地は海底に没した[1]

末寺寺院は県内外260余ヶ寺を数える。昭和期には鈴木俊隆(現住職の実父)が住職を務めた。

経蔵(1967年指定)[2]、鐘楼(1972年指定)[3]は焼津市指定文化財

脚注

注釈

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  1. ^ 「こうそうざん」と読む。なお、後背にある山は高草山(たかくさやま)。
  2. ^ 『日本洞上聯燈録』第八によると、備中平氏出身。

出典

  1. ^ 風見健太郎・安田進・佐野秀紀・鈴木宏和:わが国における地震時の海岸変状の事例調査,土木学会 第56回年次学術講演会,IIIA167,2001.
  2. ^ 林叟院の経蔵”. 焼津市. 2020年3月14日閲覧。
  3. ^ 林叟院の鐘楼”. 焼津市. 2020年3月14日閲覧。

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