松濤館二十訓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 14:40 UTC 版)
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松濤館二十訓(しょうとうかんにじゅっくん)は船越義珍開祖が書いた教訓。松濤館流(しょうとうかんりゅう)は、空手道の流派のひとつ。
- 空手道は礼に始まり礼に終る事を忘るな
- 空手に先手なし
- 空手は義の補(たす)け
- 先づ自己を知れ而して他を知れ
- 技術より心術
- 心は放(はな)たん事を要す
- 禍(わざわい)は懈怠(かいたい)に生ず
- 道場のみの空手と思ふな
- 空手の修業は一生である
- 凡ゆるものを空手化せよ其処に妙味あり
- 空手は湯の如し絶えず熱度を与えざれば元の水に還(かえ)る
- 勝つ考は持つな負けぬ考は必要
- 敵に因って轉化せよ
- 戦は虚実の操縦如何に在り
- 人の手足を剣と思へ
- 男子門を出づれば百万の敵あり
- 構は初心者に後は自然体
- 形は正しく実戦は別物
- 力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな
- 常に思念工夫せよ
脚注
関連項目
- 松濤館二十訓のページへのリンク