月刊アワーシティとは? わかりやすく解説

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月刊アワーシティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 10:13 UTC 版)

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月刊アワーシティ(OUR CITY, 「アワー・シティ」の表記も)は、かつて名古屋に存在した月刊情報誌。出版社はアワーシティ(名古屋市[1]、のちに半田市[2])。音楽、イベント情報、地域情報などで構成されていた。東海三県の中規模以上の書店に流通していた有料誌である。1995年10月の20巻10号(通巻236号)をもって休刊となった[3]ぴあが創刊されるまではナゴヤプレイガイドジャーナルと共に、東海地区随一の芸能・エンターテイメイントを大きく扱った媒体であり、名古屋のタウン誌の「しにせ」とされていた[4]

大阪で刊行されていた『プレイガイドジャーナル』に影響されて創刊されたタウン誌『プレイガイドジャーナル名古屋』に続く形で、1976年3月に創刊された[5]。当初は『名古屋百撰』の誌名であったが曲折を経て『アワーシティ』となり、本誌と『プレイガイドジャーナル名古屋』『名古屋かわらばん』の3誌が若者向けタウン誌の御三家と呼ばれていた[6]

B5サイズの32ページ~48ページ。表紙1と表紙4はカラーであるがそれ以外のページはモノクロ印刷だった。版型には変遷があり、1991年には表紙がイラストから写真に変更されたほか、1995年の紹介事例ではページ数は100ページ弱とされている[2]

参考文献

  • 舟橋宣正・永田茂次「ぼくたちはこれしかない 〝執念の〟活字中毒患者たち アワーシティ」『タウン誌'80 この街を面白くするシティマガジンの旗手たち』編集考房、30-35頁。
  • 『全国タウン誌ガイド』日本電信電話株式会社電話帳事業部発行(1991年版より日本電信電話株式会社電話帳事業推進部発行)各号。

脚注

  1. ^ 『タウン誌'80』30頁。
  2. ^ a b 『全国タウン誌ガイド』1995年版、215頁。
  3. ^ 資料詳細 - 愛知県図書館
  4. ^ 今様いまよう 日本語見聞録 *10 なかだち 文書よりモノ言う漫画」『中日新聞』1992年(平成4年)1月18日付朝刊26面。
  5. ^ 『タウン誌'80』35ページ、220ページの記述による。ただし同書30ページでは1975年3月の創刊とされている。田村紀雄『タウン誌入門』は『名古屋百撰』の誌名による創刊が1976年3月であるとしている(209ページ)。またコミュニティマガジン研究会編『タウン誌全国カタログ』は創刊を1974年4月としている。NTT全国タウン誌フェスティバル事務局が刊行していた『全国タウン誌ガイド』の各号では創刊を1978年11月としている。
  6. ^ 『タウン誌'80』35頁。



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