春信風島田とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 春信風島田の意味・解説 

春信風島田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 09:35 UTC 版)

春信風島田(はるのぶふうしまだ)、元禄島田とは、元禄時代ごろに流行した日本の女性の髪型

接客業などに就いている十代半ばの若い女性に広く結われた。島田髷の中でも古い形のもので、男性のだった頃の面影を薄く残している。島田髷系統の原型で、浮世絵師の鈴木春信の絵に登場する若い女性によく見られることからこの名がある。

特徴

やや野卑な印象の大島田を洗練させたものが元禄島田で、特に、「鶺鴒たぼ」という反り上がったたぼのものは、当時の美人画の名手として有名な鈴木春信にちなんで春信風島田と呼ぶこともある。髷の前方部分の位置は下がり、髷自体は短く太くなっている。後世の島田に比べると髷は水平に近く、髷の根はまだ上がっていない。

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「春信風島田」の関連用語

春信風島田のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



春信風島田のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの春信風島田 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS