手形支払書類渡しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 手形支払書類渡しの意味・解説 

手形支払書類渡し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/04 12:25 UTC 版)

手形支払書類渡し(てがたしはらいしょるいわたし、D/P = Documents against Payment)とは、荷為替手形を利用した貿易決済方法のひとつである。輸入者が銀行に代金を支払うことにより、船積書類を入手し、貨物を受け取ることができるという方法。

支払い方法には以下の二種類がある。

一覧払い (At Sight Bill)
銀行により呈示されたときに、輸入者が即時支払う。D/P at sightなどの表示がある。
期限付き手形 (Usance Bill)
輸入者が代金を支払った時点で船積書類が引き渡される。D/P xx days after sightなどの表示がある。

D/P決済は、銀行による保証がないことから、信用状取引に比べてリスクを伴う。このため、D/P決済は、現地子会社など信用に問題のない相手と行うか、そうでない場合は貿易保険(輸出手形保険)を付保するなどの措置をとる。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

手形支払書類渡しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



手形支払書類渡しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの手形支払書類渡し (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS