成清一臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/10 02:10 UTC 版)
成清 一臣（なりきよ ひとみ、1950年2月2日 - ）は、日本の実業家。全国農業協同組合連合会代表理事理事長や、TPPを考える国民会議世話人、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会委員等を務めた。
人物・経歴
九州大学法学部卒業[1]。1973年全国農業協同組合連合会入会。2000年全国農業協同組合連合会福岡支所畜産生産部長。2002年全国農業協同組合連合会総合企画部関連事業グループリーダー。同年全国農業協同組合連合会関連事業部次長。2003年全国農業協同組合連合会関連事業部長。2005年全国農業協同組合連合会常務理事[1]。2007年全国農業協同組合連合会代表理事専務[2]。
2011年から全国農業協同組合連合会代表理事理事長を務め[3]、日本政府の方針に反し、農業協同組合法改正を受けた株式会社化の検討を行わないとの表明を行うなどし、小泉進次郎自由民主党政務調査会農林部会長らが求めていた農業競争力強化プログラムに沿った改革に対する具体策等の提示も行わないなど、先送り的対応を進めた[4][5]。また、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会委員等も務めた[6]。
脚注
- ^ a b 人事速報全農 会長、副会長、理事長など経歴等紹介農業協同組合新聞２００５．８．２２
- ^ 対談 食と農の懸け橋をめざして 赤松光氏・成清一臣氏（前編）農業協同組合新聞(2009.09.18
- ^ 【人事速報】 全農会長にＪＡ佐賀中央会の中野会長、理事長は成清専務が昇格 ＪＡ全農の新体制決まる農業協同組合2011.07.28
- ^ 「ＪＡ全農理事長 近々に株式会社化検討せず 改正案と距離 (1/2ページ)」産経biz2015.4.9 06:21
- ^ 「JA全農「農家本位の改革」先送りに政府からの圧力必至」ダイヤモンド・オンライン2017.4.5
- ^ 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会名簿 - 全国知事会全国知事会
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