妻恋道中_(橋幸夫のアルバム)とは? わかりやすく解説

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妻恋道中 (橋幸夫のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/06 02:37 UTC 版)

『妻恋道中』は、1969年1月にビクターレコードより発売された、橋幸夫LP盤でのオリジナルアルバム(SJX-12)である。2000年7月、CDで再発売されている(VICL-62228)。

概要

  • 橋幸夫傑作集』(第1集~第9集)、『橋幸夫ステレオハイライト』(第1集~第7集)など30種以上のベストアルバムを出した橋が、『橋幸夫 民謡をうたう』に続いて出した2枚目のオリジナルアルバム[1]
  • 主に戦前の股旅歌謡のヒット曲を唄うという企画になっている。ビクターの名ディレクターで、『日本の流行歌 : 歌でつづる大正・昭和』の著作で知られる音楽評論家の上山敬三の解説が付属している。 各楽曲が誕生した背景などを簡潔に紹介し、「股旅歌謡でデビューした橋が)往年大ヒットした数々のまげ物と取り組んだ、この上ない取り合わせ」と表している。
  • かつて東海林太郎上原敏田端義夫らに多くの時代歌謡を提供した藤田まさとは、「以前から橋君に昔のヒット曲を歌ってもらいたい、と考えていました。歌唱力の強い橋君が、現代の感覚で歌って、古い歌が新作のように蘇りました」とコメントを寄せている[2]
  • 編曲は近藤進が4曲、寺岡真三が8曲で、二人とはその後もアルバムだけでなくシングルでも共演している。

収録曲

A面

  1. 妻恋道中
    作詞:藤田まさと、作曲:阿部武雄、編曲:近藤進
  2. 野崎小唄
    作詞:今中楓渓、作曲:大村能章、編曲:近藤進
  3. むらさき小唄
    作詞:佐藤惣之助、作曲:阿部武雄、編曲:寺岡真三
  4. 弥太郎笠
    作詞:佐伯孝夫、作曲:佐々木俊一、編曲:寺岡真三
  5. お駒恋姿
    作詞:藤田まさと、作曲:大村能章、編曲:寺岡真三
  6. 勘太郎月夜唄
    作詞:佐伯孝夫、作曲:清水保雄、編曲:寺岡真三

B面 

  1. 旅笠道中
    作詞:藤田まさと、作曲:大村能章、編曲:近藤進
  2. 名月赤城山
    作詞:矢島寵児、作曲:菊地博、編曲:寺岡真三
  3. 流転
    作詞:藤田まさと、作曲:阿部武雄、編曲:寺岡真三
  4. おしどり道中
    作詞:藤田まさと、作曲:阿部武雄、編曲:寺岡真三
  5. 大利根月夜
    作詞:藤田まさと、作曲:長津義司、編曲:近藤進

出典

  1. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 220,223頁
  2. ^ アルバム付属資料より



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