奥田哲也 (作家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 奥田哲也 (作家)の意味・解説 

奥田哲也 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 01:52 UTC 版)

奥田 哲也(おくだ てつや、1958年12月15日 - )は、日本推理作家

略歴

大阪府大阪市生まれ。立命館大学法学部卒業。

1984年、「懺悔」が星新一ショートショート・コンテスト優秀賞に選ばれて作家の道へ。1990年、『霧の町の殺人』で、講談社ノベルスから「新本格ミステリ」の作家として長編デビュー。星新一ショートショート・コンテスト出身で講談社ノベルスから長編デビューした新本格作家には、ほかに斎藤肇太田忠司がいる。

近年は、井上雅彦のアンソロジー『異形コレクション』(光文社文庫)に作品を発表するなどしている。

作品

単著本

  • 『霧の町の殺人』(講談社ノベルス) 1990年10月、のち改題『霧枯れの街殺人事件』(講談社文庫) 1995年8月
  • 『三重殺』(講談社ノベルス) 1991年1月、のち講談社文庫 1996年7月
  • 『絵の中の殺人』(講談社ノベルス) 1992年9月、のち講談社文庫 1996年11月
  • 『赤い柩』(立風書房)1993年12月
  • 『冥王(ハーデース)の花嫁』(講談社ノベルス) 1998年1月、講談社文庫 2003年7月
  • 『エンド・クレジット』(廣済堂出版)1998年9月

アンソロジー収録短編

「」内が奥田哲也の作品

  • 『異形コレクション』(井上雅彦監修)
    • 「スマイリング・ワイン」(『ラブ・フリーク』、廣済堂文庫) 1998年1月
    • 「Muse(ミューズ)」(『変身』、廣済堂文庫) 1998年3月
    • 「ウォーター・ミュージック」 (『水妖(すいよう)』、廣済堂文庫) 1998年7月
    • 「アリアドネー」(『チャイルド』、廣済堂文庫) 1998年11月
    • 「鳥の囁く夜」(『グランドホテル』、廣済堂文庫) 1999年3月
    • 「みどりの叫び」(『トロピカル』、廣済堂文庫) 1999年7月
    • 「砂の獣」(『世紀末サーカス』、廣済堂文庫) 2000年1月
    • 「ホーム」(『帰還』、光文社文庫) 2000年9月
    • 「ロッキー越えて」(『十月のカーニヴァル』、カッパ・ノベルス) 2000年10月
    • 「虹の彼方に」(『ロボットの夜』、光文社文庫) 2000年11月
    • 「船の中の英吉利人」(『幽霊船』、光文社文庫) 2001年2月
    • 「ドクター・レンフィードの日記」(『夢魔(むま)』、光文社文庫) 2001年6月
    • 「仮面の庭」(『マスカレード』、光文社文庫) 2002年1月
    • 「石の女」(『恐怖症』、光文社文庫) 2002年5月
    • 「大麦畑でつかまえて」(『獣人』、光文社文庫) 2003年3月
    • 「ストーリー・テラー」(『教室』、光文社文庫) 2003年9月
    • 「素晴らしきこの世界」(『アジアン怪綺(ゴシック)』、光文社文庫) 2003年12月
    • 「運命島」(『黒い遊園地』、光文社文庫) 2004年4月
    • 「フニクラ」(『妖女』、光文社文庫) 2004年12月
    • 「黄金の夢」(『アート偏愛(フィリア)』、光文社文庫) 2005年12月
    • 「非業」(『伯爵の血族 紅ノ章』、光文社文庫) 2007年4月
    • 「誘惑」(『ひとにぎりの異形』、光文社文庫) 2007年12月
  • その他
    • 「ダンシング・イン・ザ・ダーク」(『暗闇』、中央公論新社) 2004年6月
    • 「風聞」(『平成都市伝説』、中央公論新社) 2004年10月
    • 「受取人」(『ミステリ・オールスターズ』、角川書店) 2010年9月、のち角川文庫 2012年9月

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  奥田哲也 (作家)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「奥田哲也 (作家)」の関連用語

奥田哲也 (作家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



奥田哲也 (作家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの奥田哲也 (作家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS