大河音宿禰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 16:57 UTC 版)
大河音宿禰(おおかわとのすくね/おおかわねのすくね、生没年不詳)は、古墳時代の豪族で初代伊彌頭国造。名は大阿音足尼(おおくまねのすくね)とも表記する[1]。
概要
『先代旧事本紀』「国造本紀」によれば、建内足尼の孫で成務朝の人物とされる。
また、「越中石黒系図」では孫の波利古臣が継体朝に利波評を賜ったとあり、大河音宿禰が成務朝の人物とすると継体朝の波利古臣までの世代が少な過ぎて系譜に疑問がある[2]。
一方、大河音宿禰の後裔とされる利波臣(高志之利波臣)は、『古事記』で孝霊天皇の子・日子刺肩別命の後裔とされており、角鹿国造、廬原国造、国前国造など吉備氏諸氏と同族とされている。
脚注
外部リンク
関連項目
大河音足尼
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