大原裕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 19:09 UTC 版)
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大原 裕 | |
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生誕 | 1959年 |
ジャンル | 即興音楽、ジャズ、現代音楽 |
担当楽器 | トロンボーン |
共同作業者 | SIGHTS、LIVE! LAUGH! |
大原 裕(おおはら ゆたか、1959年生まれ)は、日本のトロンボーン奏者、作曲家。関西の即興音楽シーンを中心に活動し、豊かな音楽性とエネルギッシュな演奏スタイルで知られた。
略歴と活動
トロンボーン奏者としての卓越した表現力に加え、独自の視点からの作曲・編曲でも評価を受けた。
1990年代から京都のジャズスポット「セサモ」での“セサモの三人トリオ”を皮切りに、船戸博史(コントラバス)、芳垣安洋(ドラムス)とともに即興ユニットSIGHTSを結成。音楽性は即興性と空間性を重視し、ジャズの枠を超えた表現が特徴である。[1] カセットテープ作品『El Sur』を発表。後にOFF NOTEよりCDとして再発され、注目を集めた。
1996年にはアコースティック・ブラスバンド LIVE! LAUGH!(リヴ・ラフ) を結成。ジャンルを越えた多彩なレパートリーを取り上げ、大人数編成による自由で躍動的な演奏でライブハウスやフェスティバルなどに登場した。
音楽性
洗練された技術よりも、楽曲や演奏が本来持つ感情の核をつかみとることに重きを置いた演奏を信条とし、多くの共演者・後進に強い印象を残した。そのブロウはしばしば「骨太で情熱的」「本質を投げつけるような」と評される。[2]
人柄と影響
率直で豪快な人柄でも知られ、若い演奏家や文筆家を励ますなど、周囲に大きな影響を与えた。現在も彼の音楽に触れた人々の記憶の中で、その存在が語り継がれている。
主な作品
- 『El Sur』 – SIGHTS(OFF NOTE NON-6、カセット/CD)
- 『風ヲキッテ進メ!』 – LIVE! LAUGH!(OFF NOTE ON-34、CD)
関連項目
脚注
出典
- ^ 25年以上も前のことだけど。(note、2019年7月)
- ^ 昔の写真が届いた。トロンボーン奏者、大原裕(note、2023年4月)
外部リンク
大原裕
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