和歌山天文館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/07 05:33 UTC 版)
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施設情報 | |
正式名称 | 和歌山天文館 |
専門分野 | プラネタリウム |
管理運営 | 高城武夫 |
開館 | 1959年(昭和34年)5月 |
閉館 | 1981年 |
所在地 | 和歌山県和歌山市鷹匠町 |
プロジェクト:GLAM |
和歌山天文館(わかやまてんもんかん)は、かつて和歌山県和歌山市に存在した日本のプラネタリウム館。
元大阪市立電気科学館天文部の主任であった高城武夫[1]によって設置された私設館であった[2]。
概要
1959年に大阪市立科学館の主任であった、高城武夫が私財を投じて自宅敷地内にプラネタリウムを設置し開館。 プラネタリウム常設館としては国内で5番目に古かった。自ら設計した直径8メートルのドームの中に約100席があった[3]。 高城の死去に伴い、1981年に閉館[4]。延べ15万人が来館した。
機材
- 投影機:金子式北天南天球ダイヤ型(遠隔操作のために改造あり)
- ドーム:8m(自ら設計;木骨組,防音壁,鉄板屋根,天頂部拡声器付)
- 星座絵投影機/スライド投影機
- 反射望遠鏡(15cm・10cm 各1台)/屈折望遠鏡(8cm・5cm 各1台)
脚注
- ^ “高城武夫氏の年表”. web.archive.org (2005年3月8日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ “tenmonkan.htm”. web.archive.org (2005年4月16日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ “私財投じプラネタリウム 紀州 星空に魅せられて(2)” (日本語). 日本経済新聞 (2017年2月22日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ “ニュース和歌山-2004年12月1日1面”. web.wakayama-u.ac.jp. 2022年8月24日閲覧。
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