吉田基晴
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吉田 基晴(よしだ もとはる、1971年〈昭和46年〉 - )は、日本の実業家。サイファー・テック株式会社、株式会社あわえ、株式会社四国の右下木の会社の代表取締役。徳島県海部郡美波町出身。
経歴
徳島県海部郡美波町(旧日和佐町)生まれ。 徳島県立富岡西高等学校、神戸市外国語大学を経て、2003年、ICTセキュリティのサイファー・テック株式会社の設立に参画し、のちに代表取締役に就任[1]。
2013年6月、地方活性化事業の株式会社あわえを設立[2]。
2021年4月、株式会社四国の右下木の会社を設立し、樵木林業と里山経済の復興に取り組んでいる。[3]。
主な役職
- サイファー・テック株式会社 代表取締役[1]
- 株式会社あわえ 代表取締役[2]
- 株式会社四国の右下木の会社 代表取締役[3]
- 地方公共団体情報システム機構(J-LIS)経営審議委員会 委員[4]
- 総務省 地域力創造アドバイザー[5]
- 総務省 地域情報化アドバイザー[6]
- 一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)調査研究部会 委員[7]
主な実績・受賞歴
- 2018年、『本社は田舎に限る』(講談社+α新書)を出版[8]。
- 2019年、同書を原案とした映画『波乗りオフィスへようこそ』が公開[9]。
- 2020年、株式会社あわえが、総務省「電波の日・情報通信月間」において総務大臣表彰(団体)を受賞[10]。
- 2022年、株式会社あわえが「ふるさとづくり大賞」優秀賞(総務大臣表彰)を受賞[11]。
- 2022年、デュアルスクールプロジェクトがグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞[12]。
- 2023年、株式会社あわえの取り組みが、一般社団法人日本SDGs協会よりSDGs事業として認定される[13]。
- 2024年、第12回環境省グッドライフアワードにおいて、株式会社四国の右下木の会社が「環境大臣賞(企業部門)」を受賞[14]。
- 2025年、第6回岩佐賞において、株式会社四国の右下木の会社が「農林水産・食の部」優秀賞を受賞[15]。
著書
- 『本社は田舎に限る』 講談社+α新書、2018年
- 『移住で地方を元気にする IT社長が木の会社を作った理由』 小学館、2025年[16]
脚注
- ^ a b “会社情報”. サイファー・テック株式会社. 2025年4月28日閲覧。
- ^ a b “会社情報”. 株式会社あわえ. 2025年4月28日閲覧。
- ^ a b “会社情報”. 株式会社四国の右下木の会社. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “経営審議委員会”. J-LIS. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “地域力創造アドバイザー一覧”. 総務省. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “地域情報化アドバイザー”. 総務省. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “ふるさと財団公式サイト”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “本社は田舎に限る”. 講談社. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “映画「波乗りオフィスへようこそ」公式サイト”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “令和2年度「情報通信月間」表彰受賞者”. 総務省. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “ふるさとづくり大賞受賞結果”. 総務省. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “デュアルスクールプロジェクト受賞ページ”. 日本デザイン振興会. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “[.https://japansdgs.net/ 日本SDGs協会]”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “環境省グッドライフアワード”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “岩佐教育文化財団”. 2025年4月28日閲覧。
- ^ “書籍情報”. 小学館. 2025年4月28日閲覧。
関連項目
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