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及能正男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 04:38 UTC 版)

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及能 正男(きゅうのまさお、1934年1月27日[1] -2021年11月13日 )は日本の経済学者金融学)、元西南学院大学教授。

来歴

北海道函館市出身。東北大学経済学部経済学科[2]。1957年三井銀行に入行。調査部、外国部、ニューヨーク支店、デュッセルドルフ支店、国際部を経て、本店業務推進役人事部開発人事室担当に。1987年3月退職し、同年から2004年まで西南学院大学教授。この間、貿易研修センター客員研究員・教授を務めた。

2021年(令和3年)11月13日、病気のため、東京都世田谷区の自宅で死去した。87歳。葬儀・告別式は近親者で行い、喪主は長女の雅子が務めた。

著書

  • 「国際金融がわかる本」
  • 「国際企業経営」
  • 「裸にされた金融ニッポン」
  • 「国際マネー戦争」
  • 「国際金融読本」
  • 「オフショア市場」
  • 「金融のしくみ」
  • 「金融慣行」
  • 「セキュリタイゼーションと銀行」
  • 「コーポレート・ファイナンス」
  • 「金融のリストラクチャリング」
  • 「金融経済用語辞典」
  • 「都市銀行」
  • 「金融革命がわかる本―アメリカンマネー・ストリーム」(1985年4月、ABC出版)
  • 「国際金融がわかる本―マネー症候群がやって来る」(1985年1月、ABC出版)
  • 「国際金融読本」(1985年8月、経済法令研究会)
  • 「オフショア市場―拡大する無国籍金融センター群」(1986年6月、有菱閣)
  • 「国際マネー戦争」(1987年10月、講談社)
  • 「外国為替のここがわからない―要点解説・50のQ&A」(1988年7月、PHP研究所)
  • 「金融のしくみ―入門の入門 見る読むわかる」(1991年3月、最新版・1994年9月、最新3版・1998年2月、日本実業出版社)
  • 「日本の都市銀行の研究―その生成・発展と現況課題の解明」(1994年6月、中央経済社)
  • 「都市銀行―日本経済を支える11行の実像」(1995年1月、中央経済社)
  • 「金融不安」(1998年4月、講談社)
  • 「生まれ変わる銀行・敗れ去る銀行」(2000年7月、日本実業出版社)
  • 「本邦銀行合同問題瞥見-本邦銀行合併・合同問題の研究」(2004年3月、西南学院大学『経済学論集』第38巻第4号、論集終載論稿)

略歴

  • 1957年3月:東北大学経済学部経済学科卒業[2]
  • 1957年4月:三井銀行入社(欧米在勤13年)
  • 1987年3月:三井銀行退職
  • 1987年4月:西南学院大学経済学部教授
  • 1993年7月:西南学院大学大学院経済学研究科長(~1996年6月)
  • 1998年9月:欧州統一通貨研究のため在独(~1999年3月)
  • 2004年3月:西南学院大学定年退職

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.313
  2. ^ a b 朝日新聞人物データベース



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