前頚三角とは? わかりやすく解説

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前頸三角

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 06:36 UTC 版)

前頸三角
前頸三角
Side of neck, showing chief surface markings. (Nerves are yellow, arteries are red.)
表記・識別
グレイ解剖学 p.563
TA A01.2.02.002
FMA 57777
解剖学用語

前頸三角(ぜんけいさんかく、anterior triangle)は、胸鎖乳突筋前縁、正中、下顎体の下縁の3者で構成される[1]。天井は左右の胸鎖乳突筋をつなぐ外頚筋膜。床をなすものは頚部脊柱、椎前筋膜で被われた椎前筋群。前頸三角はオトガイ下リンパ節[1]、顎下腺、顎下リンパ節[1]、頚動脈分岐部、上・下深頚リンパ節、喉頭、甲状腺などが通る。前頸三角はオトガイ下三角、顎下三角頸動脈三角、筋三角に分かれる[1]

脚注

  1. ^ a b c d 平野実「頸部の解剖」『日本気管食道科学会会報』第38巻第6号、日本気管食道科学会、1987年、528-529頁、doi:10.2468/jbes.38.528ISSN 0029-0645JOI:JST.Journalarchive/jbes1950/38.528 

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