交響曲第3番 (リース)とは? わかりやすく解説

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交響曲第3番 (リース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 23:27 UTC 版)

交響曲第3番 変ホ長調 作品90(こうきょうきょくだい3ばん へんほちょうちょう さくひん90)は、ドイツの作曲家のフェルディナント・リースが作曲した4番目の交響曲

1815年にロンドンで初演された。

リースの交響曲の番号について

リースの交響曲は、第1番、第5番、第2番、第3番、第4番、第8番、第6番、第7番の順に作曲されている。

楽曲構成

第1楽章:Grave-Allegro

陰鬱な空気に支配された旋律で重々しく始まる。次第に重みが解けていき、強烈な旋律に移り変わっていく。その後、穏やかで美しい主題が現れるが、再び元に戻る。中間部では、静かな雰囲気に包まれる。そして、徐々に活気が現れ、第1主題が回帰する。その後変奏を重ね、最後は力強い印象的なコーダによって締めくくられる。

第2楽章:Larghetto quasi Andante

弦楽による流れるような美しい旋律から始まる。次に、木管楽器が現れ、活気のある美しい旋律を奏でる。中間部では少々不安を感じさせるようになるが、すぐに元に戻り、美しく終わる。

第3楽章:Menuetto. Moderato

軽快な楽章。弦楽によるリズミカルな伴奏に支えられた軽快なメロディーがすぐに現れる。次に美しい主題に入り、様々な木管楽器によって色とりどりに変化していく。最後は、再び軽快な旋律が現れ、締めくくられる。

第4楽章:Finale. Allegro

力強く壮大な音楽。トランペットとティンパニで奏でられる壮麗なファンファーレで始まる。全体的に活気に満ちた印象を与える。次に木管楽器が現れる、華やかなメロディーをつくり出す。中間部では、弦楽器による静かな旋律が登場する。次第に盛り上がっていき、主題が回帰して華やかに幕を下ろす。




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