久重忠夫
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久重 忠夫(ひさしげ ただお、1936年 - )は、日本の哲学研究者、専修大学名誉教授。フランス現代哲学が専門。
来歴
東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。専修大学文学部助教授、教授、2003年退任、名誉教授。
著書
- Phénoménologie de la conscience de culpabilité : essai de pathologie éthique. 専修大学出版局 1983
- 『罪悪感の現象学 「受苦の倫理学」序説』(弘文堂) 1988
- 『西欧地獄絵巡礼』(彩流社) 1996
- 『非対称の倫理』(専修大学出版局) 2002
- 『いびつな器 自分史』(私家版) 2008
- 『近代フランス倫理思想史稿 リベルタンをめぐって』(私家版) 2009
- 『受苦の倫理学入門』(編著、個人書店) 2012
翻訳
- 『ミシェル・フーコー』(アニー・ゲデ、朝日出版社、朝日現代叢書) 1975
- 『形而上学的経験』(ジャン・ヴァール、理想社、実存主義叢書) 1977
- 『公民の倫理 入門哲学講義』(ポール・フルキエ、筑摩書房) 1977
- 『人間この過ちやすきもの 有限性と有罪性』(ポール・リクール、以文社) 1978
- 『解釈の革新』(ポール・リクール、久米博, 清水誠共編訳、白水社) 1978
参考
著者は、『いびつな器』『罪悪感の現象学』、[1] の3点を久重倫理学としている。
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