ヴァンドーム伯とヴァンドーム公の一覧とは? わかりやすく解説

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ヴァンドーム伯とヴァンドーム公の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/07 18:30 UTC 版)

ヴァンドーム伯の紋章

ヴァンドーム伯: comte de Vendôme)およびヴァンドーム公: duc de Vendôme)は、フランス貴族英語版の称号である。

記録に残る最初の伯爵はブシャール・レートピラト(Bouchard Ratepilate)だった。伯爵位は婚姻によってさまざまな家に渡り、1372年にブルボン家の分家となった。1514年、ヴァンドーム公爵位英語版となった。

1589年、当時のヴァンドーム公がアンリ4世としてフランス王位に就き、それは王の財産英語版となった。それは1598年に彼の庶子セザール・ド・ブルボンに与えられ、1727年に断絶するまで、彼の子孫に受け継がれた。

この称号は、さらに後にはオルレアニストによって、フランス王位の儀礼称号として用いられるようになった。

ヴァンドーム伯

ブシャール家

ヌヴェール家

アンジュー家

  • ジョフロワ1世(アンジュー伯ジョフロワ2世)(1032年 - 1056年)、アンジュー伯(異母姉アデールから共有分の割譲を受け、さらに甥フルクを追放し、伯位の単独支配者となった)

ヌヴェール家

  • フルク・ド・ヴァンドーム(1056年 - 1066年)、フランス王アンリ1世によって復位
  • ブシャール3世(1066年 - 1085年)

プルイリー家

  • ジョフロワ2世フランス語版(1085年 - 1102年)、プルイユ英語版卿。ヴァンドーム伯フルクの娘ウフロジーヌ(Euphrosine)との婚姻による。
  • ジョフロワ3世(1102年 - 1137年)
    • ウフロジーヌの摂政下(1102年 - 1105年)
  • ジャン1世 (1137年 - 1180年)
  • ブシャール4世 (1180年 - 1202年)
  • ジャン2世(1202年 - 1211年)
    • ジャン1世の息子ジョフロワ4世の摂政下(1202年 - 1211年)
  • ジャン3世(1211年 - 1217年)

モントワール家

ブルボン家

イングランドのヴァンドーム伯

ヴァンドーム公

最初のブルボン-ヴァンドーム家の紋章

ブルボン家

ブルボン=ヴァンドーム家

2番目のブルボン=ヴァンドーム家紋章

1712年にルイ・ジョセフ1世が亡くなると、ヴァンドームの公爵領はルイ14世によって王領に併合された。相続人であるフィリップが(騎士個人の私有財産を否定する)マルタ騎士団員だったためである。ただし、ヴァンドーム公の称号はフィリップが生涯保持した。

儀礼称号

この称号は、オルレアニストたちによって、フランス王位の儀礼称号の一つとして用いられている。




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