ワルテク城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/05 23:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動座標: 北緯47度28分42.78秒 東経9度31分48.14秒 / 北緯47.4785500度 東経9.5300389度
ワルテク城 | |
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ワルテク城の外観。
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ワルテク城(ドイツ語: Schloss Wartegg)は、スイスのロルシャッハーベルクに存在する城である。ボーデン湖の近くに建っており、後にホテルとして利用されるようになった[1]。
歴史
1860年からブルボン=パルマ家が代々所有し、マリーア・アントーニア公妃など、多くのブルボン=パルマ一族が暮らした[2]。第一次世界大戦直後にはブルボン=パルマ家出身のツィタを皇后とする最後のオーストリア皇帝カール1世が、皇帝一家の亡命先とした[2]。1918年11月からは、ツィタの伯父でポルトガル王位請求者のミゲル2世・デ・ブラガンサも滞在した[2]。
1924年、ブルボン=パルマ家は城を売却した。2018年10月現在、城は改装されて25部屋の客室があるホテルとなっている[1]。
ギャラリー
出典
- ^ a b c “ギャラリー:気分は王族!いつか行きたい世界の泊まれるお城25選”. ナショナルジオグラフィック. (2018年10月) 2018年10月28日閲覧。
- ^ a b c グリセール=ペカール(1995), p. 244.
参考文献
- タマラ・グリセール=ペカール 『チタ:ハプスブルク家最後の皇妃』 関田淳子訳、新書館、1995年5月10日。ISBN 4-403-24038-0。
外部リンク
- Schloss Wartegg - ワルテク城公式ウェブサイト
- ワルテク城のページへのリンク