ワット‐プノンとは? わかりやすく解説

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ワット‐プノン【Wat Phnom】

読み方:わっとぷのん

カンボジア首都プノンペンにある仏教寺院14世紀後半建立。名称は「丘の上」を意味しプノンペンで最も高い丘の上位置するタイ軍侵略受けてアンコール放棄し、この地に遷都したポニャー=ヤット王の遺灰納める


ワット・プノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 10:24 UTC 版)

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ワット・プノン
クメール語: អង្គរវត្ត
カンボジアにおける位置
基本情報
所在地
ワット・プノン
ワット・プノン (カンボジア)
座標 北緯11度34分34秒 東経104度55分23秒 / 北緯11.57611度 東経104.92306度 / 11.57611; 104.92306 (ワット・プノン)座標: 北緯11度34分34秒 東経104度55分23秒 / 北緯11.57611度 東経104.92306度 / 11.57611; 104.92306 (ワット・プノン)
宗教 仏教
カンボジア
プノンペン
現況 寺院
完成 14世紀後半
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ワット・プノン (クメール語: វត្តភ្នំ、「山の寺院」の意)はカンボジアの首都プノンペンにある仏教の寺院(ワット)。1373年建立。標高は27メートルでプノンペンでは一番高い位置にある宗教建築である。

概要

伝説によれば、ダウン・ペンという裕福な未亡人が川に流れ着いた大きな流木の中に4体の仏像を見つけ、その仏像を祀るために、丘の上に小さな寺院を築いたことが元となっている。後にこの寺院は参拝客を集め、多くの人が祈りを捧げる聖域となった。

その後、1437年の巳年のとき、クメール王朝最後の王であるポニャー・ヤットがプノンペンに新しい王宮を建てた際に、大臣のデチョー・スレイに丘をより高くするように命じた。王の死後は、聖域の西にある著名な仏塔に王とその一族の遺灰が納められた。

ワット・プノンは、クメール暦における新年と亡人節(日本のお盆にあたる)の間、カンボジアにおける祈りの中心となっている。

ギャラリー

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