ロンド・カプリチオーソ (メンデルスゾーン)とは? わかりやすく解説

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ロンド・カプリチオーソ (メンデルスゾーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/15 14:21 UTC 版)

ロンド・カプリチオーソRondo capriccioso Op.14)は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲したピアノ曲である。作曲年代は不明だが(一説には15歳のときの作品とされる[1]。)、初版は1833年に出された。序奏付きのロンド形式である(序奏-A-B-A-C-A-コーダ)。

曲はアンダンテ、4分の4拍子の序奏で始まる。8分音符のリズムの和音に導かれて主題が現れ、次第に装飾を加えていく。

主部のロンドはプレスト、ホ短調、8分の6拍子。第2主題はト長調。ロンド主題が再現した後、ホ長調の第3主題となり、前に出てきた動機を発展させる。ホ短調に戻ってロンド主題となり、次第に曲は低音域で弱くなっていく。その後コーダに入る。

脚注

  1. ^ 日本語ライセンス版 メンデルスゾーンピアノ作品集 第2巻”. ヤマハの楽譜出版. 2024年10月9日閲覧。

参考文献

  • 『バックハウス大全集』(POCL9531-9560)のブックレット(解説:幣原映智)

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