ロシア国立総軍事病院
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ロシア国立総軍事病院(ロシアこくりつそうぐんじびょういん、ロシア語: ФГВУ Главный военный клинический госпиталь имени академика Н.Н. Бурденко)はモスクワ中央区バスマン地区にある軍病院。ロシア国防省軍医務総局が所管するロシア最大級の軍病院(1550床)であり、ロシア最初の国立医療機関である。毎年、約2万2千人の負傷者と病人が治療を受け、9千件以上の手術が行われる。3500人以上がここで働き、内800人は医師である。病院の基盤は130の医療診断科と研究所、10の講座、インターン制度である。ここでは70人以上の医学博士と44人の教授、170人以上の医学博士候補が働いている。戦場から緊急後送された負傷兵のために病院は手術・蘇生室を持つユニークな病院機「スカーリペリ«Скальпель»」を装備している[1]。そのおかげで第二次チェチェン紛争時、3000を超える負傷兵がここへ搬送された。
- 1 ロシア国立総軍事病院とは
- 2 ロシア国立総軍事病院の概要
- 3 沿革
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