ルーサットとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ルーサットの意味・解説 

ルーサット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 10:09 UTC 版)

LUSAT-1
運用者 AMSATアルゼンチン
国際標識番号 1990-005G
カタログ番号 20442
打上げ場所 ギアナ宇宙センター
打上げ機 アリアン4
打上げ日時 1990年1月22日
物理的特長
質量 ~10 kg[1]
軌道要素
近点高度 (hp) 776 km
遠点高度 (ha) 794 km
軌道傾斜角 (i) 98.2
軌道周期 (P) 100.56 min
搭載機器
スペクトルバンド VHF-UHF
テンプレートを表示

LUSAT-1は、アルゼンチンの最初の人工衛星。正式にはL.U.SATと表記し、OSCAR19、LO-19とも呼ばれる。アルゼンチンの国家機関ではなく民間による打ち上げとなった。

AMSAT[注 1]アルゼンチン支部がアマチュア無線へのより近代的な通信の提供を目的に設計、開発を行った。通信用には2mバンドのアップリンクと70cmバンドのダウンリンクが可能なデジピーターが搭載されていた。また、地上観測用のカメラも搭載されていた。

打ち上げはアリアンスペース社が請け負い、アリアン4号[1]1990年1月22日[2]フランス領ギアナギアナ宇宙センターから打ち上げられた[3]

2014年時点でトランスポンダは利用不可能であるが、テレメトリデータの送信は行われていた[4]

注釈

  1. ^ アマチュア無線用のアマチュア衛星打ち上げ団体

参照

  1. ^ a b Alejandra Becco y Milagros Lay Gonzalez. “ARGENTINA EN EL ESPACIO” (スペイン語). Billikenスペイン語版. 2017年8月5日閲覧。
  2. ^ Satellite Detail - LUSAT-OSCAR 19” (英語). 2009年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年2月12日閲覧。
  3. ^ Walter Sequeira y Gustavo Fillól (1989年10月18日). “Un argentino en el espacio” (スペイン語). Revista Somos. 2017年8月5日閲覧。
  4. ^ 25年前に打ち上げられたLUSAT-1(オスカー19号)は、まだ生きている”. humlife.jp. 2017年8月6日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ルーサットのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ルーサット」の関連用語

ルーサットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ルーサットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルーサット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS