ランダル・コロ・ムアニとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ランダル・コロ・ムアニの意味・解説 

ランダル・コロ・ムアニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 09:59 UTC 版)

ランダル・コロ・ムアニ
ナントでのコロ・ムアニ(2020年)
名前
ラテン文字 Randal Kolo Muani
基本情報
国籍 フランス
 コンゴ民主共和国
生年月日 (1998-12-05) 1998年12月5日(26歳)
出身地 ボンディ
身長 187 cm
体重 76 kg
選手情報
在籍チーム ユヴェントス
ポジション FW
背番号 20
利き足 右足
ユース
2005-2010 ヴィルパントFC
2010-2011 トランブレFC
2011-2015 USトロシー
2015-2018 ナント
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2020 ナントB 62 (17)
2018-2022 ナント 79 (21)
2019-2020 ブローニュ (loan) 14 (3)
2022-2023 フランクフルト 32 (15)
2023- パリ・サンジェルマン 36 (8)
2025- ユヴェントス (loan) 16 (8)
代表歴2
2020-2021  フランス U-21 7 (1)
2021  フランス U-23 4 (1)
2022-  フランス 31 (9)
1. 国内リーグ戦に限る。2025年6月16日現在。
2. 2025年6月16日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ランダル・コロ・ムアニ(Randal Kolo Muani, 1998年12月5日 - )は、フランスボンディ出身のプロサッカー選手ユヴェントスFC所属。フランス代表。ポジションはフォワード

経歴

クラブ

2015年にナントの下部組織に入団。2016-17シーズンにリザーヴチームで8ゴールを挙げ、2018年にトップチームに昇格。2019-20シーズンはブローニュにローン移籍し、3ゴールを記録。2020-21シーズンよりトップチームに定着し、同シーズンは9ゴールを記録。翌2021-22シーズンもゴールを量産し、シーズン途中にはミランからの関心も報じられた[1]

2022年3月4日にフランクフルトと5年契約を締結し、2022-23シーズンより加入することが発表[2][3]

2023年9月1日、5年契約でパリ・サンジェルマンに移籍。移籍金はボーナスを含めると最大で9,000万ユーロと報じられている[4]

2025年1月23日、イタリアユヴェントスにシーズン終了までのローン移籍[5]

代表

2021年に開催された東京オリンピックに、同オリンピックのU-24フランス代表で出場。日本代表と同じグループAに入り、1勝1敗で迎えたグループリーグ最終戦の日本戦で、0-3と劣勢の場面で迎えた後半29分に三好康児への危険なプレーで一発退場処分となり、試合も0-4で敗退となり、試合後は母国メディアから酷評されてしまった[6]

2022年9月22日、UEFAネーションズリーグオーストリア戦で、92分にキリアン・エムバペとの途中交代でA代表初キャップを記録した[7]。2022年11月、フランクフルトの一員として親善試合参加のため日本を訪れていたが、クリストフェル・エンクンクが怪我で代表チームから外れることとなり、急遽ワールドカップカタール大会を戦う代表チームに追加招集された[8]。準決勝のモロッコ戦で勝利を決定的とするチームの2点目を奪って決勝進出を決めた[9]

2024年、UEFA EURO 2024ではラウンド16のベルギーとの対戦では相手のオウンゴールにつながるシュートを放ち、これが決勝点となり勝利した[10]。準決勝のスペインとの対戦では先制点を挙げるも、その後逆転され、1-2で敗戦した[11]

個人成績

クラブ

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
フランス リーグ戦 F・リーグ杯 フランス杯 期間通算
2018-19 ナント 34 リーグ・アン 6 0 0 0 0 0 6 0
2019-20 ブローニュ 17 ナシオナル 14 3 0 0 1 0 15 3
2020-21 ナント 23 リーグ・アン 37 9 - 1 0 38 9
2021-22 36 12 - 5 1 41 13
ドイツ リーグ戦 リーグ杯 DFBポカール 期間通算
2022-23 フランクフルト 9 ブンデスリーガ 32 15 - 6 6 38 21
2023-24 2 1 - 1 1 3 2
フランス リーグ戦 F・リーグ杯 フランス杯 期間通算
2023-24 PSG 23 リーグ・アン 26 6 - 3 2 29 8
2024-25 10 2 - 0 0 10 2
イタリア リーグ戦 イタリア杯 オープン杯 期間通算
2024-25 ユヴェントス 20 セリエA 16 8 1 0 - 17 8
通算 フランス リーグ・アン 115 29 0 0 9 3 124 32
フランス ナシオナル 14 3 0 0 1 0 15 3
ドイツ ブンデスリーガ 34 16 - 7 7 41 23
イタリア セリエA 16 8 1 0 - 17 8
総通算 179 56 1 0 17 10 197 66

代表


フランス代表 国際Aマッチ
出場 得点
2022 5 1
2023 8 1
2024 14 6
2025 4 1
通算 31 9

得点

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 試合概要
1 2022年12月14日 アル=ハウルアル・バイト・スタジアム モロッコ 2-0 2-0 2022 FIFAワールドカップ

タイトル

クラブ

ナント
パリ・サンジェルマン

個人

脚注

  1. ^ イブラ&ジルーに続く“第3のCF”確保へ ミランはフランスで躍動するドリブラーに照準か”. ザ・ワールドマガジン (2021年12月25日). 2022年3月7日閲覧。
  2. ^ フランクフルト、ナントからコロ・ムアニ獲得”. キッカー日本語版 (2022年3月4日). 2022年3月7日閲覧。
  3. ^ フランクフルト、東京五輪出場のフランス人FWコロ・ムアニを獲得”. 超ワールドサッカー (2022年3月4日). 2022年3月7日閲覧。
  4. ^ Le PSG officialise la venue de Randal Kolo Muani” (フランス語). レキップ (2023年9月2日). 2025年6月16日閲覧。
  5. ^ ユヴェントスが待望のストライカー補強! コロ・ムアニのレンタル加入が決定、背番号は「20」”. SOCCERKING (2025年1月24日). 2025年6月16日閲覧。
  6. ^ 「わずかな希望を確実に切迫」 フランスFWの危険な“足裏踏みつけ”を母国紙糾弾”. フットボールゾーン (2021年7月30日). 2022年3月7日閲覧。
  7. ^ France 2-0 Austria match report”. Transfermarkt (2022年9月22日). 2022年9月26日閲覧。
  8. ^ 日本からカタールへ! フランス代表がコロ・ムアニの追加招集を発表”. ゲキサカ (2022年11月16日). 2022年11月19日閲覧。
  9. ^ 【W杯】王者フランス、強し! モロッコに持たせて仕留めて連覇に王手!”. サッカーマガジン (2022年12月15日). 2023年2月27日閲覧。
  10. ^ 「至高すぎる!」「エグない?」大復活カンテの“痺れるダイレクト・パス”が話題沸騰! 元日本代表DFやファンを唸らせた決定的瞬間「リズム変化が効いた」「職人芸だ」”. ABEMA (2024年7月2日). 2024年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月2日閲覧。
  11. ^ フランス指揮官 EURO4強敗退に落胆も…勝者スペインを称賛「試合をうまくコントロールしていた」”. スポーツ日本 (2024年7月10日). 2024年7月10日閲覧。
  12. ^ COUPE DE FRANCE 2021 - 2022 - Finale” (フランス語). フランスサッカー連盟 (2022年5月7日). 2025年6月16日閲覧。
  13. ^ The official Bundesliga Team of the Season 2022/23” (英語). ブンデスリーガ (2023年5月13日). 2025年6月16日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ランダル・コロ・ムアニのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ランダル・コロ・ムアニ」の関連用語

ランダル・コロ・ムアニのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ランダル・コロ・ムアニのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのランダル・コロ・ムアニ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS